土馬のかわいいグッズがあったら【糟屋町立図書館】
先日、福岡県糟屋郡粕屋町にある【糟屋町立図書館】を訪ねましたので、そのお話をしたいです。
福岡市内から篠栗方面へと向かい↓
福北ゆたか線の高架をくぐったりなんかして↓
そこからさらに、福岡篠栗線の通りに沿って進んでいくと、↓
通りの右手に、こっちだよの案内板が出ています。↓
【糟屋町立図書館】。さくっと到着である。↓
敷地内をそのまま奥へ進んでいくと↓
図書館入り口そばに↓
小さな広場があって↓
そこにこんな説明書きがありました。
読んでみるとこんな具合。↓
駕与丁廃寺塔心礎。ここにある巨石は駕与丁池で発見されたものであり、奈良時代に存在した幻の寺「駕与丁廃寺」の塔の心礎である。心礎とは、塔の中央の柱を支える土台となる礎石
たしか以前訪れた『駕与丁公園』(↓)内の説明書きに、その名前が出てました。↓
また、幻の寺というならば『白水廃寺』(↓)も頭に浮かびます。
ちなみに駐車場の向こうに見えるのは「JR長者原駅」。↓
それでは、図書館内へお邪魔しましょう。↓
今回、こちらの図書館を訪ねた目的というのは、ずばり2階にある【歴史資料館】。だったんですが、なんと現在は休館中とのこと。
悲しみマックスだけど仕方がありません。いや待って。悲しいだけでは終わりませんよ。
なんと1階展示スペースにて、【阿恵官衙遺跡】の展示が行われているとか!?みたいなんです!↓
【阿恵官衙遺跡】といえば、『筑前国糟屋評[郡](かすやのこおり)』(↓)の役所跡とされる遺跡。
これは楽しみ。つまり喜びの舞。さっそく館員の方に写真撮影の許可を取りましたので、そおっと静かに写真を撮りながら見学していきます。↓
奈良時代から飛鳥時代にかけての役所跡。↓
大型の倉庫「正倉」。
「官衙」は役所の総称のこと。
糟屋評長官が製作した梵鐘が京都妙心寺に伝わるという謎。↓
(※梵鐘についてはこちらの記事も!↓)
土馬のこの部分!え!?↓
そしてこちらが↓
1300年前のクシ。といったところで見学はおしまい。↓
『歴史資料館』の休館は残念でしたけど、
興味深い資料を見ることが出来ましたし、土馬がとっても気になります。
なんてったって、どばっていう響きがいい。
【糟屋町立図書館】
福岡県糟屋郡粕屋町若宮1丁目1-1