自分を売って奴隷になって30年後に帰国【久留米05】
前回の続きです。
前回、久留米城本丸奥の、きれいに整備されたステキ遊歩道をいい感じにまったり歩いたのでした。こんにちは。
引き続き本丸をぐるり一周歩いてみたいと思います。↓
ちょうど敷地の一番奥に、いくつか石碑が並んでおり
それぞれざっくりつまんで見ていくと、例えばこちらは、『有馬家槍術師範井上先生之碑』。↓
それからこちらは『大伴部博麻之碑』といって、↓
説明書きによりますと、↓
白村江の戦いで唐軍にとらえられ捕虜に。唐の情報を日本に伝えるため、自分を売って奴隷になった。30年後帰国
とありました。そしてひときわ大きなこちらの碑は『菊歩兵第56連隊碑』。↓
こちらに関しても説明書きを読んでみますと、↓
明治38年創設。第一次大戦(青島攻略戦)、日中戦争、大東亜戦争に参戦。マレー半島攻略後ビルマに転戦。蒋介石やチャーチルに世界最強の部隊と言わしめた
だそうです。(※青島の戦いについてはこちらの記事も!↓)
そのまま城内右サイドを突破していくと、↓
再びベンチが設置してあり、↓
こちらは「艮(うしとら)櫓跡」というらしく、それはつまり、北東(丑寅)に位置する櫓、とのこと。なるほど。↓
ああ紅葉がきれいじゃないですか。↓
ほらこっちも見て見て。↓
本丸御殿。篠山神社。↓
おや、階段がのびている。下ってみなよと言われている。だからただちに下ってみます。↓
でもその手前のところに、↓
『月見櫓』を発見。「東御門近くに位置し、三層建てとなっている」との記述がありました。↓
さっそく階段を下っていくと、↓
そこにあるのが『蜜柑丸跡』。「本丸東側の曲輪で蜜柑の木が植えられていた」だそうです。↓
再び階段を上って本丸跡へ戻りましょう。↓
『本丸御殿跡の碑』。「この場所に本丸御殿がおかれ歴代藩主が政務をとったところ」である。↓
『小早川神社』。↓
といったところで、ぐるり一周久留米城城内散策はようやく終了です。↓
お疲れ様でした。次回はお城を飛び出して、↓
『水天宮』を目指したいと思います。
よろしくお願いします。
【久留米城】
福岡県久留米市篠山町444