はらいたー!はらいただー!ってことで原田【東区原田】

先日といってもだいぶ先日のお話です。こんにちは。

福岡市東区の箱崎地区を風のように駆け抜けていたところ、思わずあっと声がこぼれ出てしまったのでした。

そのわけはここの地名。ほら、東区原田と書いてあるでしょ。原田ですよ、どうです。何か思い出しませんか。

そう!ご名答、さすが私。ではしっかりお答えするとしますか。

 

以前、福岡県糟屋郡志免町に鎮座する『御手洗八幡宮』を訪ねた時に、志免町HPの方ヶ島(ほうがしま)のページを読んでいたら、

とても興味深いお話が記してあったんです。それはこんな具合。↓

神功皇后、三韓出兵から帰還。姪浜(福岡市姪浜)の袖浜に上陸されました。香椎宮(福岡市香椎)にて、御産所をどこがよいか占うと「蚊田の邑」(宇美)となったのでその地へ向かうことに

(※香椎宮についてはこちらの記事も!↓)

続きます。↓

道のそばの川で手を洗われたので、その地は「御手洗」とよばれるようになりました

(※御手洗八幡宮のお話はこちらで!↓)

そして、↓

方角を尋ねられたところが島のように小高いところだったので、その地は「方ヶ島」に

(※方ヶ島のお話はこちらでも!↓)

また、↓

陣痛が起き「はらいた」と言われたので、「原田」という地名になり

それから↓

道端の石に腰掛けて「日を守りたまいて(太陽をじっと見て)今何時か」と尋ねられたので、この石は「日守石」と呼ばれることにました

(※阿恵日守八幡宮についてはこちらの記事で!↓)

道中色々ありつつ最終的に、↓

神功皇后は「蚊田の邑」に到着。無事に応仁天皇を出産されたのでした

(※出産された宇美八幡宮のお話はこちら!↓)

そんな古からの言い伝えを聞いた私は、さっそくそれぞれの地を訪ね歩いてみたわけです。が、はらいたで知られる原田地区は未訪問のままで。

 

今回偶然ではあるけど、こうして訪ねることが出来ました。ところで原田地区には、神功皇后に縁のある神社とかないのかな。例えば『腹痛八幡宮』とか。

ま、とにかくそういうわけです。おわります。(※各地点を地図で確認しておくとこんな具合↑)

【福岡市東区原田(はらいた)】

福岡市東区原田