時間が知りたいのにすべがないそんな時【東住吉公園】
先日のこと。
JR博多駅界隈で用事を済ませたあとも、なんとなく辺りをブラブラしていたんです。
すると通りの途中に公園を発見。
こちらは【東住吉公園】というらしい。せっかくですのでお茶でも飲んで休憩するか!
とか言って入園したらさあ!こんにちは。
そう、入園したらですよ、園内になんかあるじゃん。見慣れないもの。なにこれ。
そばへ寄って見てみます。おや日時計とか書いてあるじゃないですか。
うーん、日時計。なんだっけ。影の移り変わりで時間が分かる的なやつですよね。
あれそういえば、以前福岡市東区の千代東公園を訪ねた時にも、
園内に日時計みたいなやつ見つけていましたよ。
え違う!?あれってただのオブジェ!?ひっかけ問題!?
はたまた、六本松ツタヤ前の福岡高校碑のところにも
日時計らしき姿を確認することができますし、↓
宗像の海岸には「宮地浜夕陽風景時計」が設置してありました。↓
そっちのことはさておいて。こちらに設置してある日時計の説明書きを読んでみたいと思います。↓
この日時計は世界でも数少なく珍しいもの。アナレマチック日時計ともよばれています。丸い石に時刻を示す数字が刻まれており、朝7時から夕方6時までを示しています
続きます。↓
四角い石には1月から12月を示す目盛が刻まれており、その月と赤い線が交わるところに立つと、影の方向がおよその時間を教えてくれます
赤い線!?え!?どれ!?もう少し続きます。↓
目盛は影が一番長い冬至、一番短い夏至、中間の長さの春分と秋分がおよそ22日ころですから、各月の22日の位置を示しています
とのこと。肝心の赤い線を見つけることが出来なかったので、立つべき位置に問題があるけれど、
立った場所から出来る影が示すその先にある丸い石に刻まれた時刻が、今のおおよその時間だー!ということですよね!?合ってますよね!?だいじょうぶそ!?
とにかく色々あやふやなので、wikipedia『日時計』の項から参照してみたいと思います。↓
太陽の日周運動を利用して、太陽の時角の推移から時刻を定める装置。影を利用して視太陽時を計測する。
一般に、太陽の影を利用する。基本的には、針状や棒状のもの(指時針)の影の位置で時刻を読み取る。
紀元前3000年、古代エジプトで使われていたが、起源はさらにその前の古代バビロニアにさかのぼると考えられる。古代ギリシア及び古代ローマで改良され完全なものができた。現代では庭園や建造物の装飾として設置されることが多い
続きます。↓
アナレマティック日時計は垂直に棒状のものを立てるものだが、指時針に棒を使わず代わりに人が立ってもよい。たいていは観測者自身が指時針として文字盤に書かれた日付の上にまっすぐ立ち、自分自身の影の向きで時刻を読み取る。アナレマティック日時計は時刻の目盛りがきわめて簡潔である。指時針の位置(人の立ち位置)を変えることで季節変動を補正するからである
だそう。さてところで。なんでここ【東住吉公園】に日時計があるのか。どうして!?お答えしよう。
ここは博多駅界隈つまりビジネス街。
スマホの充電が切れたサラリーマンが、時刻を知るべく駆け込む都心のオアシス。それが【東住吉公園】なのだ!なるほど!終わり。でも赤い線ないよ注意!!
【PR】日時計 単行本
【東住吉公園】
福岡市博多区博多駅南2丁目7