ずっと訪ねてみたかったんで01/02【宇美八幡宮】
先日、福岡県糟屋郡の宇美町に鎮座する【宇美八幡宮】を訪ねましたので、今回はそのお話です。↓
【宇美八幡宮】の創建は敏達天皇3年(574)。「神功皇后」が「応神天皇」を出産したという地に、その「応神天皇」を祀ったのがこちら【宇美八幡宮】。
宇美という地名の由来も「産み」からきているということで、出産そして安産に深くまつわる神社であり『子安大神』とも呼ばれているとのこと。
県道68号の通り沿いに大きな鳥居があって↓
鳥居の隣りには『応神天皇御降誕地』の石碑が立っています。↓
境内に入って右側には「宇美町立歴史民俗資料館」があり↓
(後日、資料館を訪ねたお話はこちらで!↓)
そしてこちらはご由緒書。↓
ご祭神は「応神天皇」「神功皇后(応神天皇の母)」「玉依姫命(神武天皇の母)」「住吉大神(航海の神)」「伊弉冉尊(最古の夫婦神)」。
『境内案内』の石碑。↓
神門をくぐると↓
拝殿で↓
本殿です。↓
「神功皇后」が「応神天皇」を産む際につかまったという『子安の木』。↓
境内の右手には、この楠の木の下で産湯を浴びたという『湯蓋(ゆふた)の森』。↓
また境内の左手奥には、「神功皇后」が「応神天皇」を出産される際に衣を掛けたという『衣掛の森』。これらはともに樹齢推定二千年以上なんだそう。↓
『湯蓋の森』の奥には、「神功皇后」の別宮として鎮座する『聖母宮』。納められている「神功皇后」の神像は室町時代末期の作で、25年ごとに開帳されるとのこと。↓
「応神天皇」が生まれたときに、出産を手伝った「湯方殿」を祀る『湯方社』。助産婦の神社ともいわれているとか。↓
安産にご利益のある『子安の石』がたくさん。↓
こちらは「応神天皇」の産湯に使ったと伝えられる『産湯の水』で
刻まれた文字は広田弘毅による書というお話を聞きましたが、はたして。↓
境内社の『楠森稲荷社』。↓
どやどや。↓
とにかく境内のいたるところに「出産」そして「安産信仰」にまつわる史跡がてんこもりです。
そしてさらに!
境内裏手から「子安通り」を真っ直ぐ進んでいくと、その先に『奥宮の胞衣ヶ浦(えながうら)』が鎮座しているそうなんです!気になりますよね。↓
というわけで、そのお話は次回に!よろしくお願いします。↓
【宇美八幡宮】
福岡県糟屋郡宇美町宇美1-1-1