雷に打たれる確率100万分の1の出会い【古賀神社】
福岡県古賀市のJR古賀駅周辺をぶらっとぶらぶら歩いていると、急に雨が降り始めたんです。
その雨は青柳川に降り注ぎ、青柳川は【古賀神社】のそばで大根川と合流します。
川はそのままたゆたゆと流れ流れて花鶴浜。最後は玄界灘へと注ぎこまれるのであった。
(※青柳川のお話はこちらでも!↓)
それはさておき、突然の雨とかまじ勘弁である。そこで雨宿りついでに【古賀神社】を訪ねてみましたので、今回はそのお話です。こんにちは。↓
【古賀神社】は「古賀市役所」の真ん前に鎮座。
市役所前の小さな通りを渡ると、鳥居があって↓
そのまま鳥居をくぐって境内へお邪魔します。↓
由緒書きがありましたので↓
読んでみるとこんな具合。↓
かつて古賀村には東に浦口神社、西に皇石神社、植松に貴布祢神社、後牟田に日吉神社がそれぞれ鎮座していました。
昭和27年に、浦口神社に合祀することになり、名前も【古賀神社】と改めたのでした
つまり【古賀神社】のご祭神は、それぞれの神社の神様が集まっているということ!?のようで↓
ご祭神は「大日孁神(おほひるめのみこと)」「素盞嗚神(すのをのみこと)」「埴安神(はにやすのかみ)」「高龗神(たかおかみ)」「闇龗神(くらおかみ)」「大山咋神(おおやまくいのかみ)」
ちなみに大日孁神とは天照大神のこと。
秋季大祭には古賀放生会が開かれているとのお話もありました。
拝殿と狛犬。↓
手水鉢!!↓
【古賀神社】は縁結びとして良く知られているのだそうで、
水を貯めるところがハートの形になっているらしい。
また、↓
この手水鉢は天明の大飢饉の後に、再び飢饉が起きないようにと『旧皇石神社(村の西にあったという皇石神社のことでしょうか)』に設置されました。
そしてのちに、こちら【古賀神社】に移設されました
とのこと。『旧皇石神社』というのは、先述の説明書きに出てきた「村の西にあった皇石神社」を指すのかな。
ちなみに、実際はハートの形ではなく「葵の葉の形」なんだとか。そして、↓
手水鉢には小さな穴が120カ所彫られていて(盃状穴)、それは子宝に恵まれる的な意味合いがある
だそうです。こちらは境内社の『古賀恵比須神社』。↓
【古賀神社】社殿裏にまわってみると、↓
そこには『伏見稲荷』が鎮座。↓
さてところで。縁結びにご利益があるということはですよ。↓
例えば、偶然同じご神木の下で雨宿りした二人に、突然落雷が!?ビビビッとか。ビリビリビリっとか。これが電撃的な出会いかとか。そういう可能性について想いを馳せていたら、
雨はとっくに止んでいたので、そのまま静かに帰りました。完。
【古賀神社】
福岡県古賀市駅東2丁目2-1