ここを夢の国と呼ぶ人もいるだろう【水城館】

福岡県太宰府市にある【水城館】を訪ねました。

『水城』といえばですよ、これまで私は『大水城跡(水城大堤)』を東からスタートして

はるばる西の端まで辿ってみたり

はたまた、水城の小さいバージョンともいえる『小水城』を

いくつか探して散策してみたりしました。

その「水城跡」の一番東の端というのは四王寺山のすそのところにあたり、そこには水城に関する資料館【水城館】があるんです。↓

春に訪ねた際は、ご時勢的な問題で休館中だったけれど最近は開いているらしい。

 

そんな噂を聞きましたので、今回あらためて訪ねてみることにしました。そのお話です。↓

簡単に補足しておきますと、「水城」というのは、遠い昔に防衛施設として造られた、全長約1.2キロの土塁(と外濠)のこと。唐・新羅軍の来襲に備えて造られたけど、使われることはなかったのだ!!

【水城館】へ向かうには福岡日田線を福岡方面から太宰府方面へと進み↓

右手に水城の駐車場が見えてくれば

もう着いたも同然。おめでとうございます!!↓

館の周りはこんな感じ。↓

閉館中だった前回は、悲しみを紛らわすべく私はここから上へのぼって↓

展望台から「水城跡」を眺めたものなあ(遠い目)。↓

今回は開館中です。はりきっていきましょう。↓

検温と住所氏名を書いて入館します。部屋はわりとコンパクト。奥に水城に関するビデオが流れていて、座ってゆっくり鑑賞することができるみたい。

そしてその部屋を囲むように、水城に関する資料が色々と展示してあります。↓

館内は写真撮影しても良いとのことでしたので、たまに、お!とか言ってみたりしてね。っていうか、お!!↓

これは、先日『水城ゆめ広場』(↓)のあずま屋の中にあった

解説ボードみたいなやつで見たやつ!!。そうです。水城と書かれた土器というかお皿。これよこれ。↓

水城館の説明書きによりますと↓

東門近くの井戸から出土した奈良時代の食器(土師器)のフタ。手慣れた感じで水城と書いてあります

館員さんによると

水城の書き順が変なので、それはつまり、そんなに知的じゃない人が書いたんじゃないか説もあるみたい

だって。「これって本物ですか」と尋ねたら、館員のかたは苦笑い。ゆめ広場の写真を今一度確認したら『九州歴史資料館』(↓)にあるよって書いてありました。

他にもいかつい鬼瓦(のレプリカ)とか↓

こちらは大正から昭和にかけての水城跡の景色だそう。↓

こっちも。↓

と言った具合の館内見学でした。もしも、あなたが水城大好き系タイプでしたら、ここは夢の国かもしれない。きっと楽しいひとときを過ごすことができるだろう。

そうじゃなくても楽しかったです。


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【水城館】

福岡県太宰府市国分2丁目17