なんかごめんなんだけど【雀居祇園宮(須賀神社)】

前回の続きです。

前回、機織り機や土器そして豚を飼育するための柵なんかが発掘されたという環濠集落跡『雀居遺跡』を訪ね

福岡市博多区の東那珂地区にある「福岡空港国際線ターミナル」界隈を徘徊してみたんですが

辺りに案内板だとか説明書きだとか、遺跡に纏わるアレコレを見つけることはできませんでした。↓

せっかくですので、そのまま周辺を散策してみることにしたんです。↓

試しに東那珂の大通りから細い路地へ迷い込んでみると↓

唐突に【雀居祇園宮(須賀神社)】が鎮座しているのを発見したのであった。ここまでが前回のあらすじです。↓

ではさっそく境内へお邪魔してみましょう。↓

鳥居があって↓

そばに「旧雀居町」の石碑。↓

ぎゅいーんってなっている。↓

注連柱からの↓

奥に社殿。↓

拝殿の中。失礼します。↓

おもむろに振り返ると、そこはこんな景色で↓

本殿。↓

境内社。↓

ちなみに案内板などは見あたりませんでした。そこであとからネットで調べてみたところ、こちら【雀居祇園宮】のご祭神は「素盞嗚命」とのこと。

 

「改築記録の石碑」には↓

こんな記述がありました。↓

須賀神社御神殿は文化4年(174年前)に建立されたもの。昭和53年に改築

さきほど見かけた入り口の「町名石碑」を読んでみますと、由来についてこんな記述が。↓

雀居町の起源は、江戸時代寛永年間と推定されます。明治二十年頃、筑紫郡席田村大字雀居であった。昭和8年福岡市大字雀居となり、昭和46年に福岡市博多区雀居町となりました。
さらに昭和54年、福岡市博多区東那珂二丁目と改称されたのでした

つまり、この地はかつて「雀居」とよばれていたけれど、現在は「東那珂」であるということ。↓

でもグーグルマップを見てたら、おや「雀居」という地名がなくなったわけではない!?っぽいんです。違ったらごめんなんだけど。↓

というのも、前回に訪ねた「雀居遺跡」がある国際線の敷地のところに、現在も「雀居」という地名が残っているみたい。↓

まあ、違ったらごめんなんだけど。(2回目)。終わり。


【雀居祇園宮(須賀神社)】

福岡市博多区東那珂2丁目15-34