若久川の川下り(川辿り)を楽しむ人の会【若久川01】

前回、福岡市南区の高宮地区に『旧貝島家住宅』を訪ねました。↓

『旧貝島家住宅』のそばには【若久川】が流れており、その川の名前を聞いて、ふと思い出したことがあるんです。↓

それは以前、福岡市南区の『大楠小学校』を訪ねた時のこと。

学校正門前に大楠の地名の由来が記してあって

それはこんな具合。↓

昭和初期、那珂川がたびたび氾濫するので、治水のため若久大木放水路を掘った。今の若久川である

続きます。↓

その工事で、樹齢2000年、囲りが10mほどの楠の大木がいくつも掘り出されました。楠で作られた衝立は住吉神社に奉納されました。このことから「大楠」がつけられました

さらにそこから足をのばし、『大楠天満宮』を訪ねた帰り道のこと。

境内すぐそばを流れる川を見て、ああこれが若久川じゃなかろうか、と思ったのでした。でも真相は分からずそれきりに。

そこで今回、せっかくですし、このまま川を下って、その場所へ辿り着くのかどうか見てみることにします。こんにちは。

では、ここ『野間橋』から出発です。北東の向きへ進んでいくことになります。↓

小路を抜けると、そこは高宮通り。若久川はこの通りの下を左から右へと流れていきます。

橋の名前は『岩瀬橋』。↓

では通りを渡ります。左に見えるのはスーパー『西鉄ストア高宮店』。↓

そして若久川は、西鉄大牟田線の高架下を流れていきます。↓

高架手前の橋は『上高宮橋』。このまま真っ直ぐ進むと、西鉄高宮駅がすぐそば。↓

川筋は一直線。↓

ここからは橋の名前ばかりが並びますよ。まずは『高宮橋』。↓

『舟原橋』。舟が名前についている。渡し船なんかあったのかな。↓

『玉橋』。↓

そうこうしていると大きな通りに行きあたりました。ここは『日赤通り』。迂回して渡ります。↓

そして通りの下を流れる若久川には『日吉橋』が架かっています。↓

そのまま川沿いを少し歩いて↓

すぐに左をみやると、そう、こちらに鎮座するのが『大楠天満宮』。見事に辿り着きました。

というわけで、先述のお話は『若久川』で大正解。おめでとう、過去の私。

っていうか、橋のところにしっかり名前が記してありましたよね。頼むからしっかりして。

さて、当初の目的を果たしてしまいました。ついでといってはなんですが、そのまま川を下って最後を見届けることにします。

とはいっても、ただただ橋を数えるばかりで特別なことはありません。まずは『扇橋』。↓

これが扇型だから!?↓

『宮田橋』。↓

通りを渡った左手には 公園。

そして橋の名前は『天代橋』。素敵な名前。↓

振り返るとこんな景色。↓

ここから川はゆるやかなカーブを描き↓

そして大きな大きな那珂川に合流します。↓

合流手前の『若久川』最後の橋の名は、↓

『ふれあい橋』。↓

といったところで『若久川』の川下りはおしまい。ちなみに那珂川に架かる右手の橋は↓

『清見大橋』で↓

一方、那珂川の左手に架かる橋は↓

『南大橋』。↓

さらにその左手に架かる橋は↓

『那珂川筑肥橋』で、↓

こちらはずいぶん前のことですけど、↓

旧筑肥線を辿った時にすっかりおなじみの橋なのでした。

完。え待って、↓ 

続く。↓

【若久川】

福岡市南区高宮5丁目2