『KASUGA』の謎に迫ってみたら【白水大池公園】

つい先日のこと。糟屋郡粕屋町に鎮座する『駕与丁八幡宮』を訪ねた流れで↓

そのまま、『駕輿丁池』の周り4.2195キロを歩いてみました。

その際に知ったことなんですけど、『駕輿丁池』は、春日市の【白水池】そして直方市の『牟田池』と並んで、『筑前三大大池』の一つと称されているらしいんです。

その三大大池の一つである【白水池】を訪ねる機会がありましたので、そのお話をしたいです。でもね、ホントは数年前に一度訪れたことがあるんです、ここだけの話し。

 

ではさっそく向かいます。おなじみ『大土居水城跡』を起点に、

【白水大池公園】を目指しますよ。↓

こちらもまた皆さんおなじみ『いけいけ通り』を、全くいけいけじゃない私が駆け抜けます!!恐縮です!!

こうして福岡方面から牛頸方面へ向かって進み、そして大土居交差点を過ぎてしばらくすると

右手に『白水大池公園』が見えてきます。

通りの向かいから、入り口正面を撮ってみるとこんな具合。

では園内へ入ってぐるり散策してみましょう。

入り口からいきなり坂道とか階段が続いて、

その階段先へ進んでいくと広場がある。こちらの建物は管理事務所のよう。

奥には大きな運動場があり、

運動場の芝生には『KASUGA』の文字を確認することができます。ずいぶん手間がかかっている!!↓

誇り高き春日市民にとって、これ程自慢の芝生はないんじゃないかな。でも私は春日市民じゃないから関係ないけど。なんでアルファベットなんだろう。気になります。

 

されはさておき。運動場の向かいは小高い丘になっていて↓

上ってみると、そこには『星の館』が。

ここは宇宙のことが学べる施設。でも残念ながら今回は閉館でした。↓

以前訪れたときには、こっちの館の中にある↓

巨大な望遠鏡で↓

太陽とか見たんです。そういえば。↓

また、館の隣りには『厳島神社』が鎮座しており↓

説明書きを読んでみると↓

ご祭神は「市杵島姫命(弁財天)」。池の守護神として白水八幡宮境内に祀られていたものをこの地に享保4年(1719)に勧請されました

(※白水八幡宮のお話はこちらでも!↓)

説明書きはもう少し続きます。『筑前国続風土記』や『分水書』には、ここ「白水池」の記述があるらしく↓

須玖村庄屋の武末新兵衛と村人は、灌漑用水を確保するため堤防を嵩上げして、大きな溜池になしとげました

とのこと。またこの池には↓

堤防決壊のときに一部が取り除かれ、大蛇が住んでいたので、その妖霊も祭られました

という伝説があるんだそう。

さて、この高台からは広大な「白水池」が見渡せます。これからこの池の周りをぐるっと一周廻ってみようと思います。↓

ちなみにここからだって、KASUGAはばっちり見えますよ。↓

池に沿って遊歩道を進んでいくと↓

森の中へ入っていくみたい。

平成橋。↓

ずっと向こうには↓

ファミリー向けに整備してあるかと思われるポップな公園。ポップ!!

公園向かいには展望台があって↓

そばの案内板には

面積16ヘクタール、堤防の長さ302メートル、周囲4キロメートル、貯水量70万立方メートル、水田面積300ヘクタール

と池の説明書き。

展望台をのぼってみるとこんな景色。↓

ここでちょっと気になることが。この方角指示なんだけど、もっと身近な地名のほうがいいんじゃないかな。

と思ったんですが!!だがしかし!!それは私のミス。なぜならここは国際都市『KASUGA』だから。

『TOKYO』『SEOUL』『NEW YORK』『KASUGA』。こういうこと。これがアルファベットの謎の答えだ!!

私も猫も道を絶対ゆずらない。↓

記念の石碑があって↓

この場所からは、先述の『大土居水城跡』(↓)

そして

『天神山水城跡』(↓)の姿を確認することができるらしく

おそらくきっとあのもりっとした森が『天神山』かと思われます。↓

そうこうしているうちに、あともう少しで↓

池をまるまる1周歩き終えたことになります。散策路はきれいに整備されていて、さくさく気持ちよい時間を過ごせました。

さすがは春日が誇る大池。素晴らしかったです。

今回こうして『三大大池』のうち2つの大池を訪ねることができました。次は、牟田池!?

終。


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【白水大池公園】

福岡県春日市下白水209