姉妹都市全部言える人01【オークランド(カリフォルニア)】

なんか天神歩いていたんですよお。こんにちは。

赤信号になったので、渡辺通りで信号待ちをしていたら、横断歩道の脇にこういう名前の分からないミニ柱みたいなのが立っていたんです。(追記:ボラードというんだそうです。ありがとうございます)

そのミニ柱のテッペンというか頭のところには、なんかオークランドとか書いてあるじゃないですかあ。なんすかこれ。

きちんと読んでみると、このミニ柱には

【OAKLAND アメリカ合衆国 1962年10月13日姉妹都市締結】

と記してあります。オークランド!?へー。

きっとこれまで延べ100万人くらいの通行人は、信号待ちの間にこのミニ柱を見て、そっかあ福岡市の姉妹都市はオークランドかあ!!と思った筈。

(ちなみに「姉妹都市」は英語でもsister cityというそうです。また「兄弟都市」という表現もあるみたい。まあ「兄弟橋」なんかは良く聞きますけど)

 

それはさておき、ミニ柱よ。君さあ、言いたいことだけ言ってそれっきりっていうのはどうなん?柱として。矜持として。気になるじゃん、オークランド。

そこで今回、ミニ柱に代わって調べてみましたので、そのお話をしたいです。ちなみにネットからの情報(wikipedia)だから、真偽とかその辺はもうスルー。許してほしい。頼む。

ではwikipedia『オークランド』より参照します。

アメリカ合衆国カリフォルニア州アラメダ郡にある都市。アラメダ郡の郡庁所在地。サンフランシスコ湾に面して港がある。かつて日本からの移民が上陸した土地であり、日本語で王府(おうふ)とも称した。1960年代以降、犯罪率が上昇。2000年代でも全米屈指の犯罪都市。市の中心部にはメリット湖があり、63haの広さの公園となっている。オークランドのチャイナタウンは同州でも特に有名であり、かつてチャイナタウンの中に日本人街も存在した。現在でも王府仏教会など当時の名残がある

続きます。↓

ブルーボトルコーヒー・カンパニーはオークランド発祥。オークランドの治安は良いとは言えない状況とくにウェスト・オークランド地区での治安が悪化し危険な都市として位置づけられている。物流の面ではアジアからの輸入品などを陸揚げするオークランド港があって交通の要所になっている。

とのこと。結構危険ってことが伝わってきます。またオークランド出身の日系有名人として『フランク・正三・馬場』『キャリー・フクナガ』お二方の名前が掲載されていました。

そしてこちらがgooglemapのオークランド。

せっかくですし、ちらっと街並みを見てみましょう。↓

市の中心部にあるという『メリット湖』。↓

湖のそばには『bonsai garden』。鳥居が見えますね。日本庭園的な感じでしょうか。↓

これぞUSA的雰囲気の市街地。↓

ちょっとこちらの広場で一休み。おや広場の名前には『フランク H・オガワ プラザ』と冠されている。ん!?なにこれ!?

名前から推測するに、日系の方ではなかろうか。さっそくwikipedia(en)で調べて翻訳してみると

フランク・オガワ

フランク・ヒラオ・オガワ(小川平男) は公民権運動の指導者であり、オークランド市議会議員となった最初の日系アメリカ人。二世である小川はカリフォルニア州ロディで生まれ、日本に住んだことはないにもかかわらず、米国政府によってトパーズ戦争移住センターに移住させられ、第二次世界大戦中拘留されました

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強制収容所で暮らすことを余儀なくされ、ユタ州の収容所に送られ、さらに3年半監禁されたのです。彼は祖国への忠誠を証明しようと努力し、その過程で国際的に認められたアジア系アメリカ人の擁護者となった。市議会議員に選出され、米国本土の主要都市で市議会議員の議席に就いた初の日系アメリカ人となった。彼の名誉を称えて市庁舎プラザをフランク・H・オガワ・プラザに改名することを可決。広場にはオガワのブロンズ胸像が展示されている

とのこと。その話題のブロンズ胸像ですがね。われわれ探しましたよ。そして見つかりました!それがこちら↓

というわけで、今回は福岡市の姉妹都市であるオークランドを散策してみました。おしまい。

(※のちに、福岡の港でフランクに偶然会ったお話はこちらで是非!↓)


【Frank H. Ogawa Plaza】

アメリカ合衆国 〒94612 カリフォルニア州 オークランド