高血圧耳病眼病心臓病内臓足腰【太郎左近社】
先日、福岡県太宰府市にある『九州国立博物館』の、その横にのびる坂道を風のように駆け抜けていたら、↓
博物館の入り口手前に、通りから逸れる小路を見つけたんです。そして↓
その小路の脇のところに小さなお堂があるのが目に入ってきたのだった。こんにちは。↓
ちなみに、この坂道をそのままさらにうんと上った先には『筑紫女学園大学』があって、長く延びる坂道の登下校は大変ですよね!?ご苦労さまです!と学生諸君を労ったのでした。え待って!?余計なお世話!?
ちなみに!以前のことになりますが、『筑紫女学園大学』の反対側の門を訪ねたことがあるんです。なぜかといえば、大学の反対側にあたる門のすぐ隣りに↓
『石穴稲荷神社』が鎮座しており↓
その神社を訪ねるには、大学入り口前を通り過ぎざるをえないのだ!↓
え、そんなことない!?↓
それはさておき、肝心のお堂である。↓
さっそくそばへ寄って見てみると
由緒書きがありましたので、↓
読んでみたいと思います↓
太宰府天満宮末社。太郎左近社由緒。たろしゃくさまと申し上げ、古図によれば、天満宮神域に祀られていた。室町以降にこの地に遷されたものと思われ、字名を現在太郎左近と呼んでいる
※「左近」というのは、昔の役所「左近衛府(さこんえふ)」の略とありました。さて由緒書きは続きます。↓
健康保持の守護神とされ、近年厄除、交通安全、学業成就等の信仰深まり特に高血圧、耳病、眼病、心臓病、内臓、足腰の病など医者よりみはなされた難病が治癒されているのを見ても、天神様侍従の医師かその道の霊能者の神霊が祀られているものと思われる
もう少し続きます。↓
祈り方。病名を年の数だけ紙に書き中に納め祈る。手型足型にて患部をさすり祈る
とのこと。『太郎左近』は健康保持の守護神。由緒書きの中で気になったのが「祈り方」にまつわるお話です。
例えば病名を年の数だけ紙に書くというのは、以前訪ねた博多区竹下地区『奥の観音』に、同じようなお話がありました。
また手型足型に関しては、博多区の吉塚地区に鎮座する『飛来神社』に、同じようなお話がありました。(足手荒神あしてこうじん)
さて、【太郎左近社】をあとにして、目の前をのびるそこそこ急な坂の小路をえっちらこっちら辿っていくと、↓
その小路はなんと、以前訪ねたことのある『光明禅寺』前の小路(↓)へと続いていたのでした。なるほど世界はつながっている!↓
この情報がいつか誰かの役に立ち、そして世界が平和になる。
ただそう願うばかりである。完。
【太郎左近社(太宰府天満宮境外末社)】
福岡県太宰府市石坂7