雰囲気マックス(01/02)【伊野天照皇大神宮】

先日、福岡県糟屋郡の久山町に鎮座する【伊野天照皇大神宮】を訪ねましたので、今回はそのお話です。

読み方は「いのてんしょうこうだいじんぐう」。

「皇大神宮」というのは『伊勢神宮』のこと、だそうです。↓

参道を先へ進んでいくと、まず大鳥居があって↓

そこからさらに進むと、橋が順に二つ架かっています。どちらも猪野川に架かっていて、最初の橋は↓

「かみのまえ橋」。そばの石碑には小さく「参道入り口」と書いてあります。↓

そして二つ目の橋がこの「五十鈴橋」。橋の右を川沿いに進むと駐車場が広がっており、↓

その駐車場とは逆に、今度は左の脇へと入ってみると↓

ぽつんと石碑が立っていて、そばの説明書きには『水取宮跡』と書いてあります。↓

ざざっと読んでみるとこんな具合。↓

神功皇后が三韓遠征の際に、その皇后を守護したという水を司る神を祀るために創建されたと伝えられています。

かつて供日伝に建立されていたけれど、洪水の難があると宮園に移され、さらに元和7年(1617)にこの地に遷されました。現在は【伊野天照皇大神宮】に合祀されています

また↓

猪野の村には「天照皇大神宮御伴井」と「水取宮神井」の二つの井戸しかありませんでした

「供日伝」だとか「宮園」だとか、私にとって謎用語が出てきたけど、さっぱり分かりませんので華麗にスルー。分かりしだい緊急にご報告します。↓

遠くからみるとこういった感じで、↓

すぐそばに「大藤」。↓

「延享5年(1748)の式年遷宮の際に参拝した黒田継高公が植栽したとされる」との記述がありました。↓

参道に戻って橋の先を見てみると、突き当りに石段があります。↓

そしてかわいい地図が。赤線は私が書き加えたものです。勝手なことしちゃった。みんなごめん!!↓

猪野川は、川遊びを楽しむ人で大変賑わうそうですけど↓

皆さまくれぐれも気を付けて。↓

またここは「遠見岳登山口」でもあるみたい。

 

では、先へ進みましょう。↓

【伊野天照皇大神宮】は「九州の伊勢」と呼ばれていて、神殿や建物の配置など『伊勢神宮』を模して造られたとのこと。

石段手前には↓

夫婦杉。↓

ご祭神は「天照大神」「手力雄神」「萬幡千々姫命」。

こちらの鳥居は、上から2つ目の横棒が貫通していないスタイル。

 

これは「神明鳥居」といって、ちなみに貫通しているスタイルは「明神鳥居」というんだとか。↓

社務所があって↓

でっかい欅からの↓

「岩井の滝」。岩井大僧正の寄付で造られたから「岩井の滝」。↓

さらに石段を上ると↓

狛犬!!

そしてようやく拝殿です。↓

キリが良いところで一休みしましょう。お話の続きはこちらから!↓


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【伊野天照皇大神宮】

福岡県糟屋郡久山町猪野604