姉妹都市全部言える人02【広州市(中華人民共和国)】

以前、福岡市中央区の渡辺通りを歩いていたら、横断歩道の脇にミニ石柱みたいなのが立っていて(ボラードというんだそう)↓

石柱の頭を見てみると

福岡の姉妹都市はアメリカカリフォルニアのオークランドだよ

とか書いてあるんですけど!!↓

なんなのいったい。気になって仕方がありません。そこでさっそくオークランドという街を散策してみたら、ああ思いがけない出会いや学びがあって、良い街だったなあ(遠い目)。

ちなみになんですが、福岡の姉妹都市は他にもいくつかあるらしく

福岡市のHPを調べてみると

締結している姉妹都市がこんな具合に並べてありました。

○オークランド市(アメリカ合衆国)1962年締結。←訪問済
○広州市(中華人民共和国)1979年締結。
○ボルドー市(フランス共和国)1982年締結。
○オークランド市(ニュージーランド)1986年締結。
○イポー市(マレーシア)1989年締結。
○釜山広域市(大韓民国)1989年締結。
○アトランタ市(アメリカ合衆国)1993年締結。
○ヤンゴン市(ミャンマー連邦共和国)2016年締結。

どういう巡り合わせで、どんな都市と締結することになったのか。ああ訪ねてみたい。全都市コンプリートしたくてたまらない。

そこで今回、オークランド(アメリカ)に引き続き、姉妹都市である広州市(中華人民共和国)を訪ねてみることにしました(ストリートビューでだけど)。だからそのお話をしたいです。

広州市に関しては全く知識がありませんので、wikipedia『広州市』からの引用とともに皆様へお届けします。

それでは福岡市から広州市までひとっ飛びして、

さっそくスタートです。↓

広州市は、中華人民共和国広東省に位置する副省級市。北京市、上海市、深圳市と共に「一線都市」に分類されており、「北上広深」として四大都市に数えられることも。中国本土では北京市、上海市に次ぐ3位の都市

福岡市と広州市の位置関係はこんな具合。↓

適当に街を歩いてみると、ずいぶん都会的な雰囲気がある一方で↓

懐かしいような味わい深い光景も目の前に。↓

さて引用は続きます。↓

秦の始皇帝が中国を統一して現在の広州に南海郡番禺県を設置したのが始まり

そして

古代から中国の南海貿易の中心地として発展。
阿片戦争中の1841年には一時イギリス軍に占領され、1911年には孫文が広州蜂起を行い、辛亥革命の先駆けとなった。1938年日本軍が占領。終戦まで占領状態が維持される

あれそういえば。

 

先日訪ねた福岡市中央区の『南公園』には、孫文の碑が立っていましたね。なるほど、

ここで福岡市と広州市のつながりが見つかりました。

引用はもう少し続きます。↓

中華人民共和国成立後も香港に近い広州は中国の対外貿易港として機能。1979年、鄧小平が対外経済開放政策を取ると、深圳・珠海の経済特区を経済圏に収める広州は経済的に急速に発展を遂げた。しかし、多数の人口が農村から流入し、治安の悪化が社会問題に

こちらは街中の様子。クリスマスムード一色。↓

都市の特徴としては↓

広州市は香港の北西部にあたる「珠江」のほとりにある広大な港湾都市。市内にはザハ・ハディドが設計した広州大劇院(広州オペラハウス)、箱形の広東省博物館、細い砂時計の形をした印象的な広州塔などの前衛的な建物が見られます。陳氏書院は 1894 年建造の寺院の複合体で、広東民間工芸博物館も併設されています

とありました。では今度は、広州市の名所を見ていくことにしましょう。

まずこちら。港というか海辺の風景で↓

そして広州大劇院。(川に洗われた石をイメージして設計された、ランドマーク的な大劇場)↓

広東省博物館。(中国の絵画、陶磁器、青銅器、古代の人工物を保存している個性的でモダンな建物)↓

広州塔。(2010 年に完成した高さ 604 m の双曲面タワー。屋上展望台あり)↓

陳氏書院。(建築学的にも名高い、1894 年創建の大きな書院。芸術作品を展示する)↓

見学は以上です(説明文は引用です)。スケールの大きな建築物群は見て歩くだけでも楽しいものですね。

 

といったところで、これにておひらき。サンキュー広州市。次回はボルドー市に突撃です。完。↓


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