写真撮っても結局そんなに見る機会ない【水城口城門】
前回の続きです。↓
前回、『四王寺山』山頂にある『毘沙門堂』から反時計回りに土塁跡の尾根を辿り
『けいさしの井戸』そして『広目天礎石群』を訪ねたのであった。こんにちは。
そこから少し進んだところに『大野城跡』を示す石碑があって↓
そばに説明書きが立っていましたので↓
読んでみたいと思います。
特別史跡 大野城跡 水城口城門。大野城跡のある四王寺山(410m)は、北側に開く高い峰が馬蹄形に連なる山の形で、その峰を利用して土塁を築き、谷には石垣を築いて城壁とし、全長約8kmの防衛ラインを形成しました
続きます。↓
その内部には70棟を越える倉庫群が置かれており、この構造は韓国などで知られる古代山城と共通することなどから「朝鮮式山城」と言われています。土塁には現在までに礎石などの存在から9ヶ所で門が発見されており、そのうちここは特別史跡水城跡の東門に連なる箇所に置かれた「水城口城門」と言われています
(※水城跡の東門に関しては、こちらのお話も!)
また、地図で確認してみると、9つの門とは
○水城口城門○坂本口城門○観世音寺口城門○太宰府口城門○原口城門○小石垣城門○北石垣城門○宇美口城門○クロガネ城門
の9つ。さて説明書きはもう少しだけ続きます。↓
門を出ると道は二手に分かれ、右に下れば水城跡東門へ、左に下れば筑前国分寺跡方面に至ります
とのこと。こちらは添えられた案内地図で↓
そばには割れた瓦があったり。これはいったい!?↓
そして下りの案内。↓
からの【水城口城門】である。ここに【水城口城門】があったということなんですが!↓
今はただの山道。いまいち様子が掴めません。ですがご安心を。ここで私のとっておきフォルダが火を噴くのである。
そうです。以前『大野城心のふるさと館』を訪ねた時に激写した、2階展示室の大野城ミニチュア模型の姿がこれだ!!↓
どうです!?ちょっとイメージ湧きますよね。撮っておいて良かった。ふるさと館にまじ感謝。
さらに、今度は『宇美町立歴史民俗資料館』で撮った写真も大公開。
まずは城門復元模型。↓
こちらは礎石や門の仕組み。↓
そして宇美側の城門の礎石(百閒石垣)。これでおしまい。↓
それでは引き続き山道を先へ進みます。
すると小高い丘の上に東屋があって
さっそく階段を上ってみるとそこは展望台。
展望台隣りには『三十三体石仏28番札所 聖観音』の姿も。↓
さらに進むと道は二手に分かれ(結局は分かれないけど)、真っ直ぐ進めば『焼米ヶ原』で、左へ進むと(寄ると)『創造の森展望台』、と記されています。
さっそく寄ってみるとこんな風景が広がっていて、そして
再び道は合流。このまま『焼米ヶ原』方面へ向かうと、そこには『増長天礎石群』『鏡ヶ池』さらに
(※『増長天礎石群』『鏡ヶ池』を訪ねたお話はこちらでも!↓)
『大野城の大石垣』もあるみたいなんですが。でも今回の訪問はここまで。気になる『大石垣』は、またの機会に訪ねてみたいです。そんなわけで
帰り道は『大野城歴史の散歩道』コースで下山。それからスーパーコスモスでチョコミントアイスを買って、家でいっきに食べました。2つも食べました。終わり。
ご清聴ありがとうございました。
【水城口城門】
福岡県糟屋郡宇美町四王寺