土塁ばっかり造っちゃってさ【大野城跡26番札所】

前回の続きです。↓

前回、『四王寺山』を登りそして『毘沙門堂』まで辿り着きました。

今回は、山頂の土塁跡を辿って、四天王の一人とされる【広目天】の名前が付いた区画を目指したいと思います。

登って来た道の案内を通り過ぎ↓

そのまま山道かつ土塁跡を進んでいくと↓

26番と記された案内が目の前に。石仏!?↓

そうですご名答。こちらは26番札所の千手観音。誰もいない山道の出あいは嬉しいもの。↓

そばにベンチがあったのでひと休みしてから↓

さらにどんどん歩いていきますよ。↓

この辺りはアップダウンのないなだらかな山道で快適。↓

すると再び案内が。今度は情報多いよ!!目的地の『広目天礎石群』そして『27番石仏』と『けいさしの井戸』。3つの史跡が記されています。

ではさっそく向かいましょう。

27番札所の如意輪観音。こんにちは。↓

ちょっと上ったりして。↓

この辺りが『広目天礎石群』でしょうか。『広目天』に関する説明書きを見つけきれませんでした。

でも、建物があってそこに井戸があったというつながりも考えられますよね。↓

からの井戸である。

『けいさしの井戸』↓

そばに説明書きがありましたので

ざざっとざっくり一部を読んでみますと↓

けいさし(警査使)の井戸。警査使というのは、兵の督励・査察を目的にした職と考えられています!?大野城の場合、騎馬は太宰府口から毘沙門天を目指し急坂を登るわけで、この井戸は疲労した馬に水を与えるのに適した場所だと言えます

といったことが記されていました。それでは土塁跡の山道へ戻りましょう。↓

この「○○センター」というのは『県民の森センター』のことかと思われます。センターは思いっきり土塁の内側にあたります。

各方面への下山案内があって↓

そして石碑である。4つの面それぞれに「四王寺址」「大野城址」「境界線」「文部省」と記されていました。↓

といったところで、今回の【四王寺山】散策はここまで。次回が最終回!頼む!

【四王寺山】

福岡県糟屋郡宇美町炭焼