今日は一人運動会の開催日【太宰府歴史スポーツ公園】
今回、太宰府市吉松にある【太宰府市歴史スポーツ公園】へ行ってみました。
太宰府市の西の端にある市立公園で、1989年の開園だそうです。
私は以前にも一度訪れているので初めてではなく、あらためましてこんにちわ、である。
福岡筑紫野線を福岡方面から筑紫方面へ進み、青葉台入り口の交差点を過ぎると↓
通り沿い右手に、公園の入り口が見えてきます。↓
この入り口には相撲場があって、ここには【寶満宮・八幡宮】にまつわるお話があるんです。↓
簡単に言いいますと、吉松地区に鎮座する【寶満宮・八幡宮】の裏山にある【八幡宮遥拝所】は、かつてはこの相撲場辺りにあったのだということ。(→官道というかむしろ感動【寶満宮・八幡宮】)↓
では奥へ進んで園内へ向かいます。↓
「歴史スポーツ公園」というその名前が意味するところの「歴史スポーツ」というのは、なんなのか。
それはつまり、「歴史もの」+「スポーツ」。元寇バレーとかね。刀狩サッカーとかさ。あるある。ないない。
本当の意味はというと、公園内に万葉集の歌碑がたくさん建っていて、散策しながらその刻まれた歌を楽しむことができるという、そんなお洒落仕様のことらしいんです。
階段をのぼると、塔が建っていて時計がついている。時計塔なのか!?見上げるとこんな雰囲気。↓
説明書きがそばにあるので↓
読んでみます。↓
この時計塔は観世音寺の梵鐘をモチーフにしています。朝夕に鳴る音は、鐘の音を録音したものです。
さっそく歴史のあめあられ。歴史を感じざるをえない。そして説明書きは続きます。(→会えないうちが一番楽しい梵鐘【観世音寺02】)↓
観世音寺の鐘は京都妙心寺の鐘と兄弟。妙心寺の鐘は糟屋で造られたものとされていて、大きさなんかは変わらないけど、観世音寺のほうが古いようです。
歴史のかほりが漂ふスポーツ公園です。(→夢の跡といっても過言ではない【阿恵官衙遺跡】)
では、園内をぐるっと散策してみます。
しょうぶ園があったり↓
こちらの広場では太宰府市の見どころ紹介されている。↓
広い多目的広場の脇を左へ進み↓
この階段をのぼると↓
そこには展望広場があって↓
テーブルにはめ込まれた史跡方位盤もいい感じ。↓
さらに進んで太鼓橋を渡ると↓
池よ池。
1周およそ1キロくらいの広さだそうです。↓
道中にはたくさんの歌碑があって↓
園内はきれいに整備されています。散策にはもってこい!↓
大宰府式鬼瓦のデザインを見つけるのも嬉しいです。(→君は憤怒の形相をしたことがあるか【水城鬼瓦】)↓
また公園駐車場は無料(要確認)だそうですので、ファミリーでのお出かけにいいんじゃないかな。ファミリーじゃないから知らんけど!!
そんなこんなで、わりとあっさりスタート地点に戻ってきました。
テニスコートや弓道場もあるみたいですけど、このご時世ですし使用できるかは分かりません。こちらも要確認でお願いします。
とにもかくにも園内は色々と工夫が凝らしてあって、とても楽しい公園であった。
【太宰府歴史スポーツ公園】
福岡県太宰府市吉松4丁目305-1