君は憤怒の形相をしたことがあるか【水城鬼瓦】

先日、福岡県太宰府市にある【水城館】を再訪問しました。(→ここを夢の国と呼ぶ人もいるだろう【水城館】)↓

2022年になってからだと、初訪問ということになります。↓

どうして再訪問したのかといいますと、ここ【水城館】にたしか鬼瓦のレプリカが置いてあったということを、ふと思い出したんです。↓

あの鬼瓦は、いったいなにものなのか。気になりだすと、頭の中が鬼瓦のことばかりで大変なので↓

さっそく【水城館】を訪ねてみたのであった。こんにちは。入館すると、案の定、入り口すぐそばのところに鬼瓦は展示してありました。↓

そばの説明書きを読んでみると↓

水城跡と御笠川が接する川岸で出土した奈良時代の鬼瓦。憤怒の形相で口を大きく開けた意匠は大宰府政庁で出土するものと同じ形式のもの。

そして↓

水城の河川付近に瓦を葺いた施設があったことを示しています。

とありました。また、館内にあったこちらのイラストを参照してみると↓

ざっくりだけど、鬼瓦があったと思われるおおよその位置関係が分かりました。また↓

そのイラストの中には「水門の鬼瓦かも!?」とかいうコメントもあって、これはなるほどだわ。と私は思ったのであった。ちなみに写真で見るとこんな位置関係。↓

せっかくですし、御笠川の流れるところまでちょっと見学に行ってみない!?いいじゃんいいじゃん!とか独りで言いながら↓

水城跡を東から西へと進み↓

紺町地下道のトンネルを抜けて、御笠川に架かる下川原橋を渡ります。↓

そこから川沿いに少し歩いていくと↓

九州自動車道の大きな橋脚が見えて、御笠川がちょろちょろと流れている場所がありました。



鬼瓦が見つかった場所というのは、この辺りということなのかなあ。↓

他にも鬼瓦が落ちてるかも!?新発見やば。とか思う一方で、だからなにって感じもする景色でありました。↓

そんな複雑な思いで帰路につくと、向こうのほうに、ほら都府楼駅そばの水城跡がちら見え!!あぁいい一年になりそう!!しかし、だからなに?まである。


【水城館】

福岡県太宰府市国分2丁目17