市内に残る九州鉄道の関係箇所その4【上原田煉瓦橋】
先日の続きです。
これまで数回に渡り、筑紫野市内に残る九州鉄道の関係箇所をいくつか訪ね歩いてきました。
つい先日にはJR天拝山駅そばに架かる『俗明院鉄橋』の橋台を訪ねたわけですが、
今回はといいますと、JR原田駅そばにあるらしい【上原田煉瓦橋】を目指してみたいと思います。
ではいざ行かん!JR天拝山駅から出発です。ちなみに!最近脚がつりがちなんです。大丈夫そ!?それはさておき。↓
すぐのところにある『俗明院鉄橋』橋台を横目に、
しばらく112号を進みます。↓
通り右手に小路が延びているところがあって、↓
このずうっと先にあるのが『城山三連橋梁』。↓
以前訪ねたお話をしました。
こちらも筑紫野市内に残る九州鉄道の関係箇所の一つです。↓
こんな具合。↓
では112号に戻ります。
もう少し先まで進むと、通りの左手にこんもりした小山が見えてくる。↓
そう、懐かしい景色!!こちらは以前数回訪ねたことのある『筑紫神社』。
原田宿から山家宿へと続く長崎街道を辿る時にも、この道を通っていきました。
ちなみに山家宿へ向かう道(長崎街道)は、少し手前から左へ曲がります。
(山家宿のお話はこちらで!↓)
『筑紫神社』からさらに進んだ左手にも、また別のこんもりした小山を確認。↓
あちらは『五郎山古墳』。入館無料の『五郎山古墳館』は激アツスポットなんです!オススメ、絶対。
では通りに戻ります。すぐ先の交差点で右へ曲がれば、JR原田駅駅前通りで、
一番どん突きに『JR原田駅』が鎮座。
おやおや駅前ロータリーに怪しげな人物を発見!
あんたいったい誰なんだ!ここまでがお約束。旅のお方、いつもありがとう。
では駅の脇を延びるこの小路を進みます。
右手に駐輪場。左手に原田駅前公園。
さらに右奥を見やれば、そこにはJR原田駅の操車場が広がっている。
坂道を進んでいきます。
すると目の前の通りが私の行く道を遮るのだ。やだ怖い。
この道は、先ほどのお話にも出てきた長崎街道で、↓
ここからは長崎街道に合流し、あそこへ向かうんです。あそこあそこ。
ちょっと振り返って原田駅操車場を見てみるとこんな景色。↓
では先へ進みます。坂を下り終えたら、今度は左の小路へ入っていきます。
にわとり小屋がいくつも並び立つその先の、
奥まで進んだところに!↓
アーチ―チー、アーチーですよ!
アーチ発見。
こちらが今回の目的地。【上原田煉瓦橋】。橋の下にはさらさら小川が流れているよ。宝珠川。
煉瓦造りがばり渋い。
ではここで、『城山三連橋梁』そばに立っていた説明書きから↓
ここ【上原田煉瓦橋】について参照しておきますね。↓
上原田煉瓦橋。宝珠川を渡る現役橋梁。アーチ径4.58m、アーチ高3.1m、アーチ幅8.5m、橋脚高5.45mで、6mほどの裾部が翼状につきます。橋梁下の道は長崎街道
とのこと。それでは橋をくぐってさらに先へ進みますよ。
今度はあの目の前に見える橋の上から、こちらの煉瓦橋を見てみたい。
というわけで渡瀬橋から見る【上原田煉瓦橋】の様子は、
こんな具合。
ついでに通りの向こうもチェックしておきましょう。
ちょろちょろ流れる宝珠川。
といったところで、そろそろ見学はおしまい。
九州鉄道に関するお話は、また別の機会を待ちたい。
では読んでいただきありがとうございました。
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【上原田煉瓦橋】
福岡県筑紫野市上原田