船はどこを目指し鳥はどこへ誘うのか【五郎山古墳館】

前回の続きです。(→ロマンがマロンだとお腹が空くかも【五郎山古墳】

前回、『五郎山公園』内にある『五郎山古墳』を訪ねました。↓

その美しい古墳の姿と壁に描かれた彩色画にヒタヒタとロマンを感じた私は↓

公園内にある【古墳館】に行ってみようと、固く心に決めたのであった。↓

それでは今回も続きます。古墳がある山頂?から下って↓

通りに面した【古墳館】へと向かいます。↓

入館無料!!これもまたロマン!!↓

ではさっそく失礼しますよ。↓

館内に入ると、ぐるり一部屋全体に【五郎山古墳】に関するモノモノがアレコレ詰め込まれています。↓

また、部屋の一角には解説ビデオを見ることができるようになっていて↓

さっそく私は勧められるがままビデオ(18分と20分くらいの2本立て)を視聴したのであった。そして、知識を得た私と五郎の距離はさらにぐっと縮まったのでした。↓

さて、館内には様々な説明書きが展示してありましたので↓

ざざっとふんわり読んでいきたいと思います。↓

昭和22年に土地の所有者によって古墳が発見されました。発見時すでに石室内は盗掘を受けていて、わずかな人骨と須恵器が採集されただけでした。しかし、玄室の奥壁を中心に彩色画が描かれていることが分かったのでした。また五郎山古墳館は平成13年に完成しました。

もう少し続きます。↓

五郎山古墳の壁画は大胆に表現されています。でこぼこの岩肌に膠で溶いた粘り気のある顔料で描いたと思われ、細かな描写はむずかしかったんではないか。

とのこと。また壁画の解説もありましたので、それぞれ見ていきたいと思います。↓



まずこちらは騎馬人物。緑は旗で、円は太陽を表しているんだそう。↓

お次は、神殿に祈りを捧げる女性。もうすでにスカートがあるんですね。↓

盾を持つ騎馬人物。馬の尾には赤い飾り!おしゃれ!↓

靫。矢を入れる筒。人間よりずいぶんデカい!!↓

槍か矢が刺さったイノシシ。なんでそれを描いたのだろう。パワー的なこと?↓

そして船。真ん中の四角は、死者の魂を入れた棺もしくは屋形。周りの水玉は、夜空に散らばる☆。↓

最後に鳥。大鳥が冥界に魂を先導して飛翔するという鳥霊信仰。先述の船もまた同様、とのこと。↓

大変興味深く見学することが出来ました。ジーンとしていると係りの方が私を呼んでいる。↓

そして古墳の中に入りませんかと誘っている。これは、埴輪的役割が私に!?つまり永遠に古墳の中に!?私が!?入ったまま!?

というのは軽いジョークで、館内には古墳の様子を再現したアトラクション?が用意されていたのでした。↓

ヘルメットは現在、ご時世を考えてかぶれませんが、こちらのライトを持って真っ暗な古墳オブジェに入っちゃおうという仕組みになっています。↓

羨道を通り前室を抜けて玄室へ。するとそこには彩色画が壁に見事に描かれていました。(レプリカとして)↓

真っ暗な古墳からいったん外へ出てみると↓

再び係りのかたがやってきた!そして、良く見ておいてくださいねとかおっしゃいます。え?ひょっとして?係りのお姉さんが?これから古代へ?タイムスリップ?↓

それは軽い冗談です。↓

お分かりいただけてます?↓

そう、こちらの古墳(レプリカ)は、がばっと割れるシステムになっているんです。もちろん本物にそんな仕様はないですよ。これは、誰でもが古墳内部を体験できるという親切設計なんだそうです。↓

また、こちらのガラス内には↓

壁画を具現化したミニチュアなんかも並んでいる。↓

そばの説明書きにはこうありました。↓

五郎山古墳の壁画は玄室の奥壁を中心に、側壁と玄門の袖石に描かれています。壁画は全部で79ヶ所。赤・黒・緑の3色が使われています。

そして↓

壁画は謎に包まれていますが、魂を黄泉の国へと運ぶと考えられた「船」、魂を守護するための「靫」や「弓」などの武具が人物より大きく描かれていることから、これらの壁画が”死者への鎮魂”を願っていたものと思われます。

とのこと。さて、以上で【五郎山古墳館】の見学は終了となります。↓

最後に!一言感想を求められたならば!あのね、訪ねてみてホントに良かった。ぐっときた。次回に続く!


【五郎山古墳館】

入場料:無料
休館日:月曜日、年末年始
開館時間:午前9時から午後17時(入館は16時半)
(※要確認です!)

福岡県筑紫野市原田3丁目9-5