市内に残る九州鉄道の関係箇所その2【塔原煉瓦橋(仮)】

前回の続きです。

前回、かつて訪ねた『城山三連橋梁』の記事を振り返りました。

そしてその記事の中で、筑紫野市内に残る九州鉄道の関係箇所は7箇所あることを知り、

その中の一つである『二日市欠円アーチ橋』へと向かったのでした。これが前回のあらすじです。

今回はといいますと、『二日市欠円アーチ橋』のわりとすぐのところに、もう一つの関係箇所【塔原煉瓦橋】があるらしいので、

そちらを訪ねるお話となります。ではアーチ橋からスタート。

いったん112号の通りまで戻り、福岡方面へ。↓

おおよその目星を地図をつけていましたので、なんとなくの雰囲気で向かいます。

しばらくすると通りの右手に、かつて訪ねたお話をした『旧鷺田橋親柱』が見えてきました。

ということは、目の前に流れる川は鷺田川。ほゥ、この辺で曲がっとく!?とか言いながら川に沿って左へ曲がってみることにします。

そして、JRの線路を目指して進んでいきますよ。↓

あっちへ行ったりこっち行ったりしているうちに、↓

おや!?なんとも見覚えのある景色が目の前に。

そう、ここは以前訪ねたことのある、タクシーが待たないで有名な(冗談ですよ)『JR都府楼南駅』じゃないですか。janaidesuka。

さっそく辺りを見渡してみても、煉瓦橋っぽい姿は見つからず。残念無念。ギブギブ。こうして悲しみの帰宅となったのでした。完。

それから数日後。再チャレンジだ!ってわけで、今度はしっかり地図を見て向かいますぞ。

 

こちらは城山三連橋梁そばに立っていた説明書き内の地図。↓

では向かいます。

今回はこの昭和町の交差点を曲がる経路です。

するとすぐに踏切が。でも煉瓦橋なんてやっぱりどこにもないじゃんよ。

ここからは線路沿いを辿ってみることに。

迂回したり迂回しなかったり、

ブラブラしたりウロウロしていたら、

写真の感じに似た場所へ辿り着きました。というわけで、

現地を見る前に、まずは『三連橋梁』に立っていた『塔原煉瓦橋』に関する説明書きを読んでおきましょう。↓

塔原煉瓦橋。幅0.7m、深さ0.8mの水路に渡るためにつくられ、現在も使用されています。鉄道敷設のためには小規模水路も克服する必要があった。宅地内奥に位置し、見学通路なし

それがこちらだ!?どちら!?うーん。どうです?煉瓦橋ちっとも見えないけど。

でもほら、説明通りに宅地奥に位置しているし、JR線路の下の小規模水路に架かっている。条件はばっちりでしょ。そこに橋があればの話しだけど。

とにかくここは民家の敷地になりますので、立ち入る限界ぎりぎり。GIRIGIRI。ということで、

今もってもあそこが煉瓦橋なのかは全く定かではないけど、でもさあたくさん探したんだし。頑張ったからさあ。もう一応(仮)ってことでいいじゃん。え、だめ?。完。

 

次回は『俗明院鉄橋』へ向かいます。よろしくお願いします。

【塔原煉瓦橋(仮)】

福岡県筑紫野市二日市西1丁目