九州で一番古いえびす様ですって【王城神社】

先日、福岡県太宰府市通古賀(とおのこが)に鎮座する【王城神社】を訪ねました。↓

訪ねたといいますか、ちょうど「日田街道」を辿っている時に通りがかったので、寄ってみたというわけです。↓

こんな具合に、通りの脇に案内板が出ていて↓

そのまま左へ曲がっていくと【王城神社】の鳥居がどんと立っています。↓

ここから境内隣の小道をさらに進めば、その先には西鉄大牟田線の踏切があって、渡ればそこは『榎社』です。↓

この『榎社』というのは、かつて菅原道真公が大宰府へ下った際に、その晩年を過ごした場所で、私は昨年に一度訪れているんだな。(→都府樓纔看瓦色  観音寺只聴鐘聲【榎社】

それはさておきまして。そろそろ【王城神社】の境内へお邪魔したいと思います。↓

鳥居前の石碑には「扇屋敷」と記されているな。



つまり「王城」で「扇」。ふむふむ。↓

入り口そばには説明書きもありましたので↓

さっそく読んでみると、こんな具合。↓

【王城神社】は、「大国主命」の子で「えびす様」として親しまれている「事代主命」をお祀りしています。古来、えびす様は市の神そして農業漁業の守護神として崇敬されてきました。

また↓

【王城神社】の始まりは、天智天皇4年(665)。都府楼が建てられたときに、四王寺山に祀られていた「事代主命」を現在の場所に遷座したことがそもそもの始まり。ちなみに名前の由来は「王城山(四王寺山)」の神として崇められていたことからです。

さらに↓

長い歴史の中、戦火の余波をこうむることもしばしば。例えば天正6年(1578)には、高橋紹運を攻める秋月勢によって社殿が焼失しました。その際は小早川隆景の寄進を受けて、再興したのでした。

もう少し詳細を知るために、wikipediaの『王城神社』の項からも一部を参照しますと↓

毎年11月に宮座において行われる『真魚箸神事(まなばししんじ)』。神前において供物の鯛を真魚箸を用いて鯛に手を触れることなく調理する儀式。古くは神前に捧げる供物の調理法として盛んに行われていたと考えられる。

もう一つ↓

本社の所在地である太宰府市通古賀に筑前国衙が存在したとの説が古くからあり(『筑前国続風土記拾遺』等)、国衙の存在を推定させるものとして、本社横の王城館の前に、礎石が残されている。これらのことから、本社は、筑前国衙鎮守のような位置づけであったとも考えられている。

ん!?おうぎ館の前の礎石!?↓

こちらが社殿で↓

振り返ると、こんな景色。↓

大きな石碑とかある。↓

狛犬からの↓

神額。↓

中をちらっと失礼しますね。↓

こちらの由緒書きには↓

こんな記述。↓

九州では一番古いえびず様です。通古賀は「コクガ」として栄え、武蔵長者・扇長者をはじめ官民の尊崇篤く、祭事も盛大に行われていたとのこと。

ご神木と猿田彦大神と事代主。↓

境内社。↓

本殿。フリじゃないですからね。頼みますよ。↓

なんだか、味わいのある神社。↓

日田街道の旅はまだ続きます。


【王城神社】

福岡県太宰府市通古賀5丁目8-40