安心安全を目指す住みよい鎧坂にて【鎧坂】
先日、唐津街道を『青柳宿』から『姪浜宿』まで、数回の記事に渡って辿ってみたわけですが、↓
その道中のこと。
福岡市東区の香椎駅東地区にある、シブくて大きな陸橋を渡り終えたところに、今度は歩道橋があって↓
その手間の小路の脇に、
神功皇后にまつわる『兜塚』(↓)を見つけたのでした。
後日、地図でその場所を再確認していたら、なんと
ほんのすぐそばのところに、今度は【鎧坂】なるかっこいいネーミングの坂!?があるじゃないですかあ。
気になって仕方がありません。そこで再び東区の地へ向かい訪ねてみることにしました。今回はそのお話です。
さて。あちらに見えるのが、以前に訪ねた『兜塚』。ここは旧唐津街道の504号沿い。
目の前の歩道橋を渡って通りを越えます。
この歩道橋は「鎧塚歩道橋」。鎧坂+兜塚!?合体させちゃった!?
あっちが唐津街道の小倉方面で↓
こっちが博多方面。↓
歩道橋を渡ったすぐのところに
碑が立っており、そこには↓
「安心安全を目指す住みよい鎧坂」。の標語。え待って!?思ってたのと違う感じ!?
正面から見ると↓
こちらには地名の由来が記されており↓
之より600メートル。神功皇后ご出産の時、この坂で鎧を着け給うと古代より伝わっている
ここで私は神功皇后に問いたい。どうして坂道で鎧を脱ぎ着するのか!?平坦な道でという考えは無かったのか。それも妊娠中に。
まあそれは余計なお世話ですね。ごめんなさい。ところで肝心の坂というのはどれを指すのだろう。
600メートル続くとあるので、一番可能性があるのはこちら。↓
まずはこの第一候補の道を、おおよそ600メートル(体感)進んでみることにしましょう。↓
ゆるやかな坂道がずっと続きます。こちらは鎧坂団地。↓
香椎バイパス下のトンネルをくぐり↓
もう少し進んだ左手には『九州産業大学』。↓
通りはその先で和白通り495号に合流します。とっくに600メートル過ぎてる気もするけど、↓
以上が第一のパターン。では起点に戻って第二のパターン行きますよ。↓
第一とは真反対に、唐津街道に沿う道です。
600メートル先だと、JR香椎駅辺りになるでしょうか。
まるで平坦で、坂っぽい場所はありませんでした。ここで着替えても良かったんじゃないの。もう少しの我慢じゃん!↓
そして第三のパターンは、『兜塚』方面。
真っ直ぐ進むと線路があって
その先は九産大附属九州高校。鎧坂っぽくはないかもしれない。
いよいよ最後の第四パターンはその真反対方向。
奥まで進むとすぐに行き止まり。歴史的な坂を途中で潰すことはないと思うので、やはりこちらも可能性は低そうです。↓
ということで、これだけ試してみれば、どれかが『鎧坂』に違いないです。安心安心。
むしろ間違っていて欲しいとか!?終わり。
【鎧坂】
福岡市東区香椎駅前3丁目33-7