名島城を探してみたけど 2/4【名島神社】

前回の続きです。今回も引き続き、福岡市東区の名島地区をぶらぶらと彷徨って↓

その流れのままに【名島城】の「本丸跡」を目指したいと思っています。こんにちは。

ちなみに「本丸跡」は、現在【名島城址公園】として整備してあって、園内には【名島神社】の境内から訪ねることが出来るらしいんです。

ということで、さっそく、名島海岸そばにある【名島神社】の「一の鳥居」から「本丸探訪」をはじめようと思います。

でも、その前に!いきなりちょっと寄り道です。鳥居のある通りを左へ進むと↓

ほんのすぐそばのところに

帆柱石を見に行く途中に見た祠があるんですけど↓

どうやらこれは【名島神社】の古宮なのだそう。↓

もともと【名島神社】は「神宮ヶ峯山(現在、名島神社があるこの城山)」の山頂に鎮座していたけれど、小早川隆景による【名島城】改築のため、浜辺へ移されて↓

のち【名島城】が廃城となってから、現在の場所へ遷座されたとのこと。
名島神社HPを参照)

 

はい、寄り道はおしまい。スタート地点である階段前へ戻ります。こちらは木製の「二の鳥居」で↓

そばには『庚申大福神』。↓

階段を上って↓

参道を過ぎると↓

【名島神社】の社殿。↓

そして社務所↓

右へ行くと【宗栄寺】。↓

ここ【名島神社】は、江戸時代まで【名島弁財天社】と呼ばれていたそうで、それはどういうことかというと↓

中世には七福神の信仰が盛んになり、宗像三女神の市杵島姫命が弁財天と同一視された事から、名島神社は「名島弁財天社」となり、足利尊氏や豊臣秀吉などの時の権力者の参詣も受けて来ました。(名島神社HPより)

その後1868年の神仏分離令によって【名島神社】となり、弁財天はこちらの【宗栄寺】に移されたとのこと。

手水舎。↓

休憩所があって↓

そして本殿↓

【名島神社】のご祭神は、先述のとおり「宗像三女神(市杵島姫命・湍津姫命・田心姫命)」。

神功皇后が三韓出兵の折に「宗像三女神」に無事を祈願し、凱旋した際に祈願成就のお礼として奉ったのが【名島神社】の始まりだといわれています。

宝篋印塔↓

こちらは狛犬ならぬ狛魚。↓ 

四神(玄武・白虎・青龍・朱雀)の姿も。↓

拝殿をのぞいてみると「宗像三女神」。↓

社殿の裏へ廻ってみると【名島豊川稲荷神社】が鎮座。↓

こちらは五穀豊穣・商売繁盛の神さま。

拝殿があって↓

そのさらに先には「奥の院」。↓

【名島神社】境内には他にも、境内社の『大黒天社』や↓


 
『恵比須社』。↓

こちらの『妙見社』は↓

かつて妙見島に祀られていたのだそうです。

で!!いよいよお目当ての【名島城址公園】入り口である。これは【名島城本丸跡】へと続く階段。↓

階段しんどい。続きは次回!↓


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【名島神社】

福岡市東区名島1-26