シャックル2000個60m連結して町おこし【かもめ広場】
先日、福岡市中央区の港地区にある【かもめ広場】を訪ねましたので、今回はそのお話です。
訪ねたというよりも、西公園の帰りに通りがかったので寄ってみましたって感じなんです。こんにちは。
ここは博多漁港沿い西側にある広場で、反対側には西公園。(※西公園を訪ねたお話はこちらで!↓)
つまり!!この広場は海と山にはさまれているのだ!海の向こうには荒津大橋が架かり、都市高速が走っている。
橋の手前には福岡造船所が見えて、そのそばには、
波戸住吉神社が鎮座しています。(※神社を訪ねたお話はこちらで!↓)
その時に見た案内板にはこんなお話がありました。↓
荒戸山の下にある港の波戸は寛永2(1625)年に、2代藩主黒田忠之が船をつなぎとめるための舟入れを作ったのが始まり。【住吉神社】が勧請され、港の守護神として鎮座
荒戸山というのは西公園。「波戸」っていうのは防波堤のことを言うみたい。
また広場からわりとそばのところには福岡市長浜鮮魚市場だってある、そんな場所。(※のちに市場を訪ねてみたお話はこちらで!↓)
それではさっそく広場へ入ります。すると、なんだかどでかいモニュメントがとにかく目を引きます。スクリューのような形をしている。
そばへ寄って見てみると、ちゃんと説明書きが備え付けられていましたので、↓
ざっくりとではありますが、ちょっと読んでみたいと思います。↓
寄贈 社団法人 遠洋底曳網漁業協会福岡支部。1934年、長崎県五島玉の浦を基地として活躍していた徳島県遠洋底曳網出漁団は、福岡市の要請を受けて博多漁港に移転し、今年で満65年
続きます。↓
かつてこの博多漁港を埋め尽くす活況を呈し、福岡市水産業の基幹産業として市経済の原動力となって支えました。基地開校65周年を記念し、スクリューのモニュメントを寄贈。1999年
とのこと。
またこちらの説明書きには、「以西底曳網漁業」の意味そして漁法についての説明書きと、船型の解説も記してありました。新たな学びである。
さらにこんな情報もあって、↓
さっそく読んでみるとこうありました。↓
ギネス記録で町おこし。世界一長く繋いだシャックル。2016年、韓国福岡青年会議所との合同事業として、「世界一長く連結する船具」のギネス記録に挑戦。シャックル2000個、全長60mで見事世界記録に認定
シャックルというのは、ネットで調べてみると(参照させていただきます)↓
ワイヤーロープの先端などに連結するU字形の連結金具。吊り荷を持ち上げ移動させるクレーンに使用するスリングと重量物を安全確実に連結するもっとも基本となる吊り金物
だそう。とにかく世界一おめでとうございます。町おこしに幸あれ!
※この世界記録は、ギネスワールドレコードのサイト内検索にも詳細が記されていました。興味がある方はこちらから。
完。
【かもめ広場】
福岡市中央区港2丁目