ゴーカートに乗りたい気持ちは永遠【貝塚交通公園】
久しぶりに【貝塚公園】へ行きましたので、今回はそのお話です。
福岡市東区にある九州大学跡地を過ぎたところの
通り沿いすぐそばには、なんだか知らないけど列車が展示してあるのが丸見えです。遠い昔からある気がします。
最後に行ったのはいつのことだったかな、と思いだそうとしても、記憶がはっきりしません。
うっすら思い出した感じだと、公園には列車が置いてあって飛行機が置いてあってゴーカートがあってとかそんなおぼろげな記憶ばかり。
多分私の記憶はどんどん薄れていっていて、もう限界なのかもしれない。でも気にしない気にしない!こんにちは!
いきなり結論から言うと【貝塚公園】へ行ってみて良かった。独りだったけど思いっきり満喫できました。
秋という季節のせいもあって、愛しさと切なさとなにかそれ以上のものも感じました。
公園の入り口は、3号線沿いのこちらと、そして反対側の地下鉄貝塚線降車口そばにもあって↓
今回はまず初めに、通り沿いから見える鉄道車両を見に行ってみたいと思います。
どうやらこちらは石炭輸送に使われた機関車だそうで↓
すぐそばに説明板がありました。
そして隣りのこちらは寝台列車。ずいぶんきれいだなと思って調べてみると、有志の方々によって最近改修されたのだそうです。↓
でね、私の今回の目的の一つは、この車両を見ること。というのも↓
これは、松本清張の小説『点と線』で登場した
東京から博多へ走る寝台列車だよと聞いたからなんです。
『あさかぜ』で使われていた車両が、のちに『かいもん』の車両に使われたっていうことでしょうか。良く分かってないです。
車両の中には入れないけど、そばに近寄って中の様子をのぞいてみることは出来ました。
当時、東京から博多まで『あさかぜ』に乗って17時間。この列車が、あの4分間のある意味主役だったということなんですね。
なんとなく拝んでおきました。こういうのは気持ちですから。お金持ちになれますように!!お願いします!!頼む!!
さて、さっそく大事な目的が済みましたので、公園をぐるっと散策してみることにします。園内の構成としては、基本的にゴーカートのコースがベースになっているようです。
信号があちこちにあったり
横断歩道もたくさんある。
やっぱりあった飛行機。これはヘロンという旅客機なのだそう。↓
説明板などなかったので、ネットで調べてみたところ、実際に使用されていたものらしいですよ。
だけど、なぜここに展示してあるのかは分かりませんでした。
こちらは大きな滑り台。上ってみると案外高いよ。↓
なめらかないい滑りでした。
園内からは「西鉄貝塚線」の電車も見えます。
ここ貝塚駅には地下鉄と西鉄が乗り入れていて、元々「西鉄多々良駅」だったのが「競輪場前駅」になり、そして「貝塚駅」になったとのこと。
かつて競輪場がこの場所にあったんですね。
そういえば『点と線』にも、そんな描写がでてきました。
こちらはゴーカート乗り場。誰もいなかったのでよくわからないけど、今日はお休みなのかな。
と思ったら、係りの人が中に。とっさに首を振ってしまったので、おじさんも首を振り返すという謎展開に。
ゴーカートは子どもに限り50円で乗れるようです。1周は631m。
なぜか桜島の溶岩があったり。↓
アジア太平洋博覧会で使われたというフィリピンのジープニー。
広場を抜けると、あっという間に園内1周の散策は終了。
他にもこんなのとか
こんなのとか、遊具も充実。
人もほとんどおらず【貝塚公園】を独り占めしてるって感じで、満足満足。
みんなと走り回りたい気持ちもあるんだけど、
関節が痛いから。もう。完。
【貝塚交通公園】
福岡市東区箱崎7丁目8-35