紅姫はどこへ行ってしまったの【紅姫供養塔】
前回の続きです。↓
前回はといいますと、菅原道真公の息子「隈麿」のお墓を、福岡県太宰府市の朱雀地区に訪ねました。
そしてお墓そばにあった説明書きを読んでみたら↓
道真公の娘でありまた「隈麿」の姉である「紅姫」の供養塔(墓)がこの近くの路傍にあるよ
と記されていたんです。↓
たしか『榎社』境内にも紅姫の供養塔はあったけれど、それとはまた別のものみたい。↓
気になりますよね!!ね!!だから、さっそく向かってみたいと思います。
『榎社』から西鉄の線路に沿って左へ進むと、手前に『客館跡』があり、そして
その奥のほうには「西鉄大牟田線二日市駅」を確認することが出来ます。
ここ『客館跡』から今度は二日市北の住宅街へと入っていくと、
体育館を過ぎたあたりのところに↓
案内板が立っていて↓
どうやらこっちへ入っていけと言っている。え大丈夫かな。↓
ドキドキ心配しながら突き当りを左の細い道へと進んでいくと、↓
もっさー。むっさー。↓
このもっさりむっさりしているのは「京町北児童遊園」で↓
確かに公園というだけあって、遊具があるような気もする。そして祠のようなものも見える気がします。↓
さっそく園内に入ってみると、説明書きがあって↓
読んでみるとこんな具合。↓
【伝・紅姫供養塔】。石塔には5つの梵字が刻まれています。空・風・火・水・地
とのこと。ところで。
話は少し飛ぶんですが、先日、二日市にある『鯰石』(↓)を見に行ったんです。
そこで私は一つ疑問を抱いていたのであった。それは、こんなところ(鯨石)で道真公はなにをしていたのか、ということ。↓
そして今回こうして訪問した【伝・紅姫供養塔】である。おやおや!?なるほど!両者につながりを見た!謎は全て解けた!ずばり!道真公は、娘の「紅姫」の供養のために、寄り道をしてこの地(鯨石)を訪ねていたのではないか!?↓
と思ったんだけど、残念ながら筋が通りません。というのも、道真公は紅姫よりも先に亡くなっていたから。
まあ亡くなっていても、会いには来れるけど。謎は深まるばかりだ。完。
【紅姫供養塔】
福岡県筑紫野市二日市北2-19 児童公園内