ギャルの名前はほおずきんちゃん【鷲尾愛宕神社】
福岡市西区の愛宕地区に鎮座する【鷲尾愛宕神社】を訪ねましたので、今回はそのお話です。
愛宕山の山頂に鎮座する【鷲尾愛宕神社】は、京都・東京と並んで【日本三大愛宕】の一つとして知られるそうで
その山頂へ行くには2つの参道があるらしいんですけど、私はなにも知らないまま、明治通りに面した坂道(女坂)を上っていったのでした。↓
もう一つの参道というのは、通りを先へ少し進んだところにある、石段口(男坂)のことみたい。
それではさっそく標高60mの山登りに出発です。↓
思った以上にきつめな坂道で↓
色んな視線を感じながら、歩き続けます。↓
案内通りにしばらく進んでいくと↓
なんとか鳥居に到着。↓
鳥居そばには「ケーブルカー跡地」の案内書きがあって↓
どうやらここに、1928年に開業して1943年までの間、参拝用のケーブルカーがあったけれど↓
戦争の為に廃止になったんだよ、と記してあります。せっかくですので、その跡を見に行ってみると↓
そこはこんな感じの景色。もう復活することはないのかな。↓
では鳥居の場所まで戻ります。【鷲尾愛宕神社】のご由緒書によりますと↓
愛宕山はもともと鷲尾山といって、西暦72年の景行天皇のときに【鷲尾神社】が祀られました。
寛永11年(1634)、福岡藩藩主黒田忠之が京都の【愛宕神社】の神様をこの地に迎え、【鷲尾神社】は【愛宕神社】の境内末社となって、鷲尾山も愛宕山という名称に変わりました
そして↓
1901年に【鷲尾神社】と【愛宕神社】が合併して、【鷲尾愛宕神社】となりました
そんな歴史の流れだそう。↓
現在の【鷲尾愛宕神社】のご祭神は、2つの神社のご祭神ということで「伊弉諾尊(いざなぎのみこと)」「伊弉冉尊(いざなみのみこと)」「火産霊神(ほむすびのかみ)」「天忍穂耳命(あめのおしほみみのみこと)」。
こちらは『伏見稲荷神社』。↓
お地蔵様。↓
最後の石段をのぼって境内へお邪魔します。↓
おみくじがめちゃくちゃたくさん並んでおりm↓
「お願い地蔵」。↓
拝殿。↓
本殿。↓
開運・長寿・商売繁盛・鎮火・必勝・縁結びにご利益があり。↓
そして海である。目の前に広がる気持ちの良い景色。↓
かつて遠い昔には、鎮西探題の北条兼時がここ愛宕山に鷲尾城を築いて、
弘安の役(元寇)後の、九州における防衛拠点としたこともあったといいます。
おや、ご神馬の後ろにギャルがいるぞ。アピールがものすごいな!?と思っていたら↓
もう一人いた。なんだ、ギャルズか。完。↓
(※のちに再訪問したお話はこちらで!↓)
【鷲尾愛宕神社】
福岡市西区愛宕2-7-1