海上安全貿易繁盛の守護神として鎮座【南公園02】
前回の続きです。↓
前回、ふと思い立って『福岡市動物園』を訪ねてみたんです。ようやく辿り着いたものの、見事に休園日。悲しみマックス。
そんな傷ついた心を癒すべく、すぐそばにあるらしい【南公園】へと向かうことにしたのでした。これがあらすじです。
それでは今回も引き続き、元気に【南公園】を散策していきましょう。こんにちは。
公園内にそびえ立つ『孫文の碑』の、そのすぐそばに階段がありましたので↓
さっそく上ってみる。すると、おやおや。
階段手前に説明書きがありましたので↓
読んでみるとこんな具合。↓
南公園(大休山)。南公園がある小高い一帯は大休山と呼ばれていました。ここからの眺めは、貝原益軒が「筑前国続風土記」の中で、景勝地として有名な須磨や明石なども及ばないだろうと絶賛。山頂部は木立に遮られていますが、西側の展望台に行くと景色を楽しむことができます。中山紀念碑は孫文の生誕100年を記念して昭和40年に建てられました
とのこと。では階段を上ります。↓
なるほどここが『大休山頂上』!。確かに景色はばっちり遮られています。せっかくの景色を見るためには、「西側展望台」へ行かなくてはなりません。↓
ちなみに頂上から下を見下ろすとこんな感じ。↓
先ほどの案内図によると
さらにこの先には、【金刀比羅神社】が鎮座するらしく、せっかくですので、向かってみることにします。
下り坂を進んでいくと、本殿が見えてきて、
そのまま正面へ廻ってみると
神社の少し手前のところに↓
『南福寺』があって、↓
こちらにはお地蔵様も。
そして【金刀比羅神社】正面である。↓
由緒書きがありましたので↓
読んでみます。↓
金刀比羅神社。ご祭神は「大物主神」「事代主神」。海上安全貿易繁盛の守護神として古くよりこの地に鎮座。霊験あらたか。元平4年黒田藩主が朝鮮出征の折、水軍の守護神として海上安全を祈念したのにはじまります
さらに詳細を、書籍『古地図で歩く福岡』から
再び参照させていただくと(ありがとうございます)↓↓
以前この辺りは入江だったので、海上の安全を守る金刀比羅神社がここに鎮座と思われる。境内には大きな碇(引用)
なるほどォ。それでは境内へお邪魔します。手水舎。↓
鳥居の扁額には↓
『金刀比羅宮』。↓
社殿。↓
こちらの説明書きには↓
「刀」がない。↓
でもあっちの扁額には「刀」があるよ。どういうことなんだろう。どっちでもってこと!?↓
狛犬。↓
拝殿。↓
金。↓
本殿。↓
本殿裏にも祠などが色々。↓
そっと振り返るとこんな景色。↓
といったところで、参拝はおしまいです。↓
おしまいなんだけど気になることがあるんです。それはさきほどの説明書きに記された、
「西側の展望台」は実にすばらしい
みたいな一文。ふーん。素敵なんだ。そんなに良いなら、
展望台へ行ってみたい!そして動物園休園日の悲しみを乗り越えたい!?というわけで↓
もうとっくの昔に展望台へ向かっているのだ。↓
そのお話は次回に。よろしくお願いします!↓
【金刀比羅神社】
福岡市中央区桜坂3丁目