なんとロマンチックな所。【西公園/荒津の崎】
前回の続きです。
ふと西公園へ向かった私はこれまで、公園内にある【平野國臣像】(→時代の先を駆け抜け過ぎて【西公園/平野國臣像】)そして
【立帰天満宮】(→無事に帰ってきて欲しいとき【西公園/立帰天満宮】)からの↓
【光雲神社】(→鶴はわりとワイルドに鳴く【西公園/光雲神社】)を訪ねてきたのであった。↓
西公園散策はもう少しだけ続きます。よろしくどうぞ。
さて今回は展望台のほうへ向かってみたいと思います。
その展望台への道すがら↓
左下に見えるのが「さくら谷」。↓
なにやらここ【西公園】は「さくら名所100選の地」に選ばれているらしく、だからお花見の時期には数多くの人々が桜を見にやってくるのだそうです。↓
さて、この道を真っ直ぐ進むと↓
分かれ道。まずは、左の『万葉歌碑』を見に行きますね。↓
この先に↓
万葉歌碑があって↓
そばには説明書きも立っていました。さっそく読んでみると、どうやらこの碑には
神さぶる 荒津の崎に 寄する波 間無くや 妹に恋ひ渡りなむ
と刻まれていて
これは遣新羅使の土師稲足(はにしの いなたり)という人が詠んだ歌とのこと。そして↓
神々しい荒津の崎に寄せる波のように 絶え間もなく妻を思い続けることであろうか
そんな意味らしい。
またこちらには「荒津の崎」の説明書き。↓
荒津の崎の地というのは、かつて使節団の見送りの場だったみたい。
とのことだそうです。
島じゃないんだよ!!離岸堤!!そして『鵜来島』。頼みますよ!!
実際はこんな感じ。別れを惜しんだ荒津の崎。↓
ふと思ったんですけどね、私は見送られるより見送るほうが楽でいいな。完。
リンク
【西公園/荒津の崎】
福岡市中央区西公園13