道真公はこの辺りの砂浜へ立ち寄りひと休み【警固菅原神社】
福岡市中央区の薬院地区を走る「城南線」の、赤坂方面へと向かう道の途中で、
通りから一歩細い道へ入ったところに、
公園があったんです。前からずっとあるんですけど。↓
こちらの公園は「警固第1公園」という名前だそうで、↓
公園の隣には唐突に鳥居があって↓
そこから先を見てみると、なんだか薄暗くてちょっぴり怪しい感じで、そんな場所に鎮座するのが【菅原神社】なのだ!こんにちは。↓
名前から察するに、おそらく菅原道真公に縁のある神社だと思われます。違ったら違ったでごめんなさい。
では鳥居をくぐって細い参道を大胆に歩いていきましょう。↓
参道脇には石碑がいくつかあるけれど、どれも詳細は分かりません。かつての扁額とかですかね!?↓
隣りの公園はきれいに整備してあり、明るい雰囲気。その一方で、↓
こちら【菅原神社】は、対比を狙ったかのように鬱蒼としている。↓
境内には案内板がきちんと設置してあって、↓
さっそく読んでみると、おおよそこんな具合でした。↓
ご祭神は「菅原道真公」です。延喜元年(901)、道真公は都を旅立ったあと博多の津に上陸しました。そして大宰府へ向かいました。
当時、この【菅原神社】周辺は海の入り江で、道真公が道中この辺りの砂浜へ立ち寄り、ひと休みしたとの言い伝えがあります
また↓
別名「田の中天満宮」ともよばれ、長い間大切にされてきたけれど、時とともに元の社殿は朽ちて石垣だけが残りました。
でも、のちに再建されたよ
そういえば道真公は、福岡市中央区の『平尾八幡宮』(↓)にも立ち寄っていて、
八幡宮の境内には道真公が腰掛けたという石がありました。↓
さて、階段をのぼると、そこは少しひらけたスペースになっており↓
石柱には梅の紋。↓
左手奥には小さな祠がありました。
こちらが社殿のよう。↓
右手にはいくつか歌碑が立っており、
これらは、玄洋社社長であった進藤一馬や、それから岩田屋の社長であった中牟田喜一郎といった人たちの歌なんだそうですけども。まあ良く分かりません。
境内にはベンチまで完備。道真公が座ったベンチ!?というのは冗談で・す・よ。それはともかく↓
疲れたのでちょっと一休みしようかなあ、とは一切思わせない雰囲気!!だったら隣りの公園で休みたい!!
とにもかくにも、思いがけない道真公との再会となりました。終わり。
【菅原神社】
福岡市中央区警固2丁目6-15