群生していた椿の実から油を搾る【油山観音01】

ちょっと前のことになりますが、福岡市城南区にある【油山観音】を訪ねようと思い立ち、福岡市南区にある『花畑園芸公園』を足掛かりにして↓

意気揚々と【油山観音】を目指したのであった。だがしかし、途中で右へ曲がるところを曲がらなかったばかりに↓

あれよあれよと、油山のつり橋まで辿り着くことになり↓

結局、【油山観音】は訪ねず仕舞いに終わったのでした。こんにちは↓

そして今回、リベンジというわけではないですが、再び『花畑園芸公園』を起点にして、あらためて【油山観音】を訪ねてみたいと思います。こんにちは。↓

ではいざリベンジだ!

さっそく『花畑園芸公園』西口を出て、そのまま舗装路を山へ向かって進みます。↓

今日はちょっと曇り空。↓

そうこうしているうちに、まずは『市民の森入り口』に到着です。↓

前回、まさにこの場所で道を間違ったわけです。【油山観音】へ向かうには入り口へ入っていくのではなく、「堤方面」へ進むのが正しい道筋。↓

ちなみにこちらの分かれ道は左を選択してください。↓

しばらくすると『片江展望台』の案内が出ていて、こちらはあとで訪ねてみる予定です。↓

この辺りの眺望だって、すでになかなか乙なもの。↓

『油山観音』の案内も出ています。それはつまり、我々が選んだ道に誤り無し!ということ。↓

晴れの日だったら、もっとステキ景色を楽しめる筈。

しばらくするとと、道路左手に案内板そして油山観音の文字が出ている。そろそろ到着でしょうか。↓

まずは案内板を読んでみることにします。↓

浄土宗第二祖鎮西上人霊蹟。鎮西上人は筑前の国香月の庄(北九州市)出身。寿永2年(1183)、22才で比叡山に登り8年修学の後帰郷。その頃油山の地は360からの僧坊があり九州一の学問の道場であった

続きます。↓

30才で油山学頭になられると、弟子たちが争ってその門に集まったと。建久8年(1197)、京都の登り、浄土宗を開かれた法然上人に出会われ、8年修行。正統を受け継ぎ、浄土宗第二祖として九州に帰り、筑後の国(久留米市)の浄土宗大本山善導寺をはじめ48ヶ寺を建て、嘉禎4年(1238)善導寺で入滅された

とのこと。ちなみに脇にのびるこの階段は、

【油山観音】ではなく『油山山頂』へと続く道ですので、くれぐれもご注意を。↓

そこからすぐ先に↓

【油山観音】の入り口、山門。↓

こちらにも説明書きがありましたので

読んでみるとこうありました。↓

長島、寺尾両烈士自刃の碑。昭和20年8月20日未明、油山東斜面の泪ヶ原で長島秀雄海軍技術中佐と寺尾博之海軍少尉は終戦の責を背負って自刃。志を偲んで碑が建てられています(山門入って左手5分)

それに加えてもう一つの注意書きには↓

メジロなど野鳥をとることは禁止されています

とのこと。さらに【油山観音】の由緒書きもありましたので↓

しっかり読んでみると↓

清賀山 油山観音。1430年以上歴史と文化を守り続けた油山観音は、寺伝によると、第30代敏達天皇元年(572)、天竺(インド)からの渡来僧で当山の開山さま清賀上人がこの地に居住し、群生していた椿の実から油を搾り、日本で初めて燈火の道を開発。「油山(579m)」の地名も名づけられました

続きます。↓

草木の実を集めて絞り「醤油」の製法も伝えたをいわれ、その絞りかすを南の山腹に捨てたので、一帯の石が茶褐色になったとか。また一本の白椿の大樹から三躯の千手1千眼観音立像を刻み、一躯を当寺の本堂に、もう二躯は福岡市西区の小田観音と前原市の雷山観音にそれぞれ安置

もう少しだけ続きます。↓

行事としては、油山粥開き、ひばり観音供養祭

だそうです。つまり、これまでの説明書きをまとめてみると↓

まず清賀上人(開山さま)が572年に【油山観音】を開山、のち鎮西上人が油山へやってきて、油山学頭になられました

というふうに理解しました。もしも間違ってたら、優しく許して欲しいです。↓

さて、そのまま山門を通り過ぎて、もう少しだけ先へ進んでみる。すると、舗装路は『油山観光道路』に合流することになります。さらにそこから坂道を上っていった一番奥に『片江展望台』があるみたい。

ではいったん山門前へ戻りましょう。おや?こちらのお方!?あなた山頭火!?↓

いったいどういうことなんだろう。さっそく読んでみると↓

けふは霧にたたかれて。行乞記(二)。昭和7年九州地方。1月13日、東油山観世音寺拝堂。近道を教えられて却って遠道をして一層労れた。お山の水はほんたうにおいしかった

とありました。また、山頭火についての説明書きもあって↓

明治15年山口県防府市生まれ。大正14年出家し、九州・四国・中国などを托鉢、その行乞放浪の生活を淡々と句にした

(※山頭火のお話はこちらでも!↓)

といったところで、いよいよ【油山観音】境内へお邪魔します。が、

むむ!?むむむ!?これは先述の!?

お話の続きは次回に!↓


【PR】入門 山頭火 ハードカバー 町田康

【油山観音】

福岡市城南区東油山508