梅の香は梅林から漂うと言うから【梅林古墳】
つい先日↓
福岡市西区の橋本地区に鎮座する『橋本八幡宮』(↑)を訪ねたわけですが↓
今回は、その道すがらでのお話です。こんにちは。
通り沿いにこんなプレートがありましたので、さっそく読んでみると↓
「梅林を梅の香る素敵な街にしたい」と記されています。そう、ここは福岡市城南区の梅林地区で↓
このプレートがある辺りは、急な坂道がいくつも我々を待ち受けている、そんな恐ろしい場所。↓
ようやっときつい坂道を越えたかと思えば、それがさらに何度も続くと、いつもは温厚な私もうんざりマックスです。そこで、とっておきの呪いの呪文を唱えながら坂道を上っていると↓
左手辺りになにやらなにかしらがぽっと目に入ってきたのであった。↓
ほら団地の裏に何かこんもりしたものがある。むむ、気になりますじゃん!?近づいてみることにしました。↓
先へ進んでみると↓
こちらが入り口のよう。つまり、団地の中に古墳があるという仕組みらしい。逆に考えれば、古墳の周りに団地があるともいえるんだけど。↓
入り口向かいの団地には、古代のシンボルともいえるザ埴輪がペイントされています。馬がかわいい。↓
これがいわゆる、団地と古墳のハーモニー。オブザイヤー。
奥に見える5棟のシンボルは古代人っぽくないですか。なんすかあれ。↓
入り口そばに説明書きがありましたので↓
まずは読んでみたいと思います。↓
【梅林古墳】。後円部直径15.5m、高さ3mの小さな前方後円墳。死者を葬る横穴式石室は、後円部の中央に入り口を西に向けて築いています。玄室の長さは3.9m、奥の幅2m、前の幅1.4m。床には石を敷き詰めています
そして↓
須恵器、土師器、鉄器、馬具、装身具が出土。造られた年代は5世紀後半。早良平野では、拝塚古墳につぐ前方後円墳。現在、石室は埋め戻されています
とのこと。わりとコンパクトサイズな古墳!?↓
階段があって↓
上ってみるとまた階段がある。向こうが前方後円墳の「円」の部分のようです。↓
階段を上った一番上はこんな感じになっていて↓
東方面。↓
西方面。↓
そしてこちらが前方後円墳の「前方」にあたるというわけ。↓
それでは、そろそろ下ります。団地のみなさんお騒がせしました!そして、梅林のみなさん明けましておめでとうございます。終わり。
【梅林古墳】
福岡市城南区梅林5丁目42