結んでも結んでも解けてしまう場合【鳥飼八幡宮】
先日のこと、【鳥飼八幡宮】を訪ねましたので、今回はそのお話です。こんにちは。
さて【鳥飼八幡宮】は、明治通り沿いを『地下鉄唐人町駅』から『地下鉄西新駅』へ向かう途中に鎮座しており↓
住所でいえば、福岡市中央区今川。「縁結びの神様」として有名なんだそうです。私は以前から通り沿いに見かけて知ってはいたけれど、鳥居をくぐるのは今回が初めてとなります。
ちなみにこちらの明治通りに面したほうは、神社裏門(北側入り口)だったみたい。そこでいったん鳥居をくぐってそのまま境内へお邪魔して↓
それから、あらためて正門(南側入り口)へ向かうことにしますね。↓
ではあらためて。鳥居をくぐって参道を歩くと↓
息吹の大銀杏や↓
夫婦楠がにょきにょきのびている。↓
その奥には山門があって
扁額には『富無祝』。こちらは、お金なくても山門くぐれば幸福!!みたいな意味だそうです。
拝殿で↓
そして本殿。↓
では由緒書きを読んでみたいと思います。↓
【鳥飼八幡宮】の創建は約1700年前にさかのぼります。
かつて神功皇后は、三韓征伐へ向かい無事に帰国します。その際、鳥飼村に立ち寄りました。
村人は皇后を歓待し、そして神功皇后はお腹の子(のちの応神天皇)を祝って一夜を過ごしたのでした
(※神功皇后の三韓征伐については、福岡市東区の名島地区にもお話がありました。そのお話はこちらで!↓)
そんな昔の言い伝えにちなんで↓
『若八幡』が建立されることになります。これが【鳥飼八幡宮】の起源。子安のご利益があるというのも、神宮皇后の言い伝えからだそう。
その後、たびかさなる焼失にあうも、再建再興。黒田藩主長政公が1608年に現在の地へ遷座し、1625年に新たに神殿が建立されたのでした
ご祭神は「応神天皇」「神功皇后」「玉依姫尊」。玉依姫尊(たまよりひめのみこと)は縁結びの神様として知られています。
こちら境内社の「黒殿神社」。↓
おや不老水!?ひょっとしてひょっとする!?↓
やはりこれはあの
伝説の男「武内宿禰」(↑)!!
境内社の「鳥飼恵比須神社」。↓
そして「天満宮」。↓
九州場所の季節には、こちらの境内が九重部屋の宿舎となるのだともききました。それはさておき、
予想だにしない場所で「武内宿禰」と再会するなんてびっくり。なるほど、これがご縁パワーというものか。
【鳥飼八幡宮】
福岡市中央区今川2丁目1-17