多分お兄さん見つかりましたよ!?【掘出稲荷神社】

前回の続きです。↓

前回、福岡市中央区の六本松地区に鎮座する『福岡縣護国神社』(↑)を訪ねました。↓

そして境内を呑気に散策していると、奥のほうに境内社の【掘出稲荷神社】が鎮座していたんです。

さっそくそばにある案内板を読んでみますと、こんな記述が。↓

大正年間福岡歩兵連隊兵士の夢枕に立たれ「吾は祐徳稲荷の弟なり、永き年月埋められたままである。今こそ吾を掘出し、吾を祀れ」と御神託が下り、その処から稲荷神の御神体が掘り出されました。その史実に基づいて掘出稲荷と命名されました。此の地に御遷座になったのは、昭和27年9月3日であります。

ご祭神は「倉稲魂神(うかのみたまのかみ)」

どういうことかといいますと、↓

とある兵士が寝ていると、その枕元に「祐徳稲荷の弟」がやってきて

自分を掘り出して祀って欲しいとのご神託が。そこで掘り出してみると、稲荷神の御神体が現れました、ということのよう。

堀出稲荷とはまた、なんともストレートな命名!!とかぼんやり考えながら、その日は帰途についたのであった。私がですよ。↓

そして帰り道の途中にあった「けやき通り」沿いのセブンイレブンでまったりしていたところ、↓

気になるものが目に入ってきちゃったのである。↓

それがこちら。↓

『祐徳稲荷大明神』。↓

祐徳稲荷!?さきほどご紹介した【掘出稲荷神社】に現れたのは、たしか【祐徳稲荷】の弟(堀出稲荷)だったはず。

 

え待って!?に、兄さん!?

おやと思って【祐徳稲荷神社】について調べてみると、こうありました。

佐賀県鹿島市にある神社。伏見稲荷大社、笠間稲荷神社とともに日本三大稲荷の一つに数えられる。年間300万人の参詣者が訪れる。これは九州の神社では太宰府天満宮に次ぐ参拝客数である。衣食住、生活全般の守護神として、商売繁盛、家運繁栄などで尊崇されている。
後陽成天皇の孫・左大臣花山院定好の娘の萬子媛が、朝廷の勅願所であった稲荷大神の御分霊を勧請したのに始まる。
明治の神仏分離により仏式の行事を廃し、祐徳稲荷神社に改称した(wikipediaの祐徳稲荷神社の項を引用)

こちらの大明神とどのようなつながりがあるのかは、私はさっぱり分かりません。

 

とりあえず、ご自由にと書かれていますので、お言葉に甘えて。扉を開いて入ってみました。↓

お店の裏の細い敷地を↓

進んでいくと、奥の行き当たりに大明神。↓

「平成14年6月吉日」と記してあります。

本当にお兄さんだったらいいんだけど

人(神)違いってこともありますから。


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【掘出稲荷神社】

福岡市中央区六本松1丁目1-1

【祐徳稲荷大明神】

福岡市中央区赤坂3丁目8-30