裏にはだいたい何かがありがち【十日恵比寿神社】
福岡市博多区の「JR吉塚駅」から、例えば本気で走って1分くらいのところに『東公園』があります。↓
その『東公園』の、園内というか園隣で静かに鎮座する【十日恵比寿神社】を今回訪ねてみました。↓
公園は賑やかだけれど、境内に入るととても静かで落ち着いた雰囲気。
では参拝に向かいます。↓
こちら【十日恵比寿神社】は、毎年1月8日から1月11日に催される『正月大祭』で特に有名なんだそうです。
各日はそれぞれ、8日は「初えびす」9日は「宵えびす」10日は「本えびす」11日は「残りえびす」と呼ばれ
この期間は、いつもの景色とは様変わり。露店が立ち並び、大勢の人で境内は大混雑とのこと。
そして1月9日には、博多券番の芸妓さんが正装でお参りする『徒歩(かち)まいり』という習わしも。
(券番とは、芸妓さんの取り次ぎなんかをする事務所とありました)
そんな『正月大祭』の中でも一番の目玉は、縁起物が当たる福引きで
だいぶ昔の話しだけど、私は大黒さまの、なんか木で彫ったやつが当たったよなあ(遠い目)。
普段なら、手水舎では鯛の口から水が出ています。鯛は、恵比寿さまだけにってことなのかな。↓
それでは案内板を読んでみたいと思います。↓
神社の由来はこんな感じ。↓
1591年、香椎宮大宮司家の武内五右衛門(平十郎)という人が、香椎浜で恵比寿さまの像を2体見つけました。
自宅に持ち帰って祀ると、ガンガンに家運が上がりました。
そこで翌年、平十郎は像を見つけた場所に社殿を建てて、その場所で祀ることにしたのでした。
そしてのち↓
1681年、「崇福寺」に社殿を再建し、1879年に「東公園」へ遷座、1592年に現在の場所へ。
とのこと。(→近くて遠かったり遠くて近かったり【崇福寺】)
ピラミッドのようなシルエットの狛犬。↓
注連縄が立派です。
境内反対側には、もう一つ鳥居があって↓
本殿の裏には石像が!!
こちらは恵比寿さまと↓
大黒さま。↓
【十日恵比寿神社】のご祭神は「商売繁盛の恵比寿さま(事代主命)」と「縁結びの大黒さま(大国主命)」。
おや!?ちょっと聞いてください。
さっきも言ったんだけど昔、福引で私は大黒さまの木彫りが確かに当たったんです。本当なんです!!マジマジ。
時はきたか。
【十日恵比寿神社】
福岡市博多区東公園7-1
HP:十日恵比寿神社