矢の羽の向きで石の割れる方向が変わる【須崎公園】
前回、福岡市博多区の中洲界隈の通りにて、『福岡藩精錬所跡』と記された石碑を見つけました。
さっそくあれこれ調べてみたところ、ここはかつて黒田長溥が開設した精煉所の跡だったそうで、
波奈そして洲崎(須崎?)の台場に設置された大砲は、ここ『福岡藩精煉所』で鋳造されたのでは!?
みたいなお話になっていたのだった。こんにちは。
その流れで調べたwikipedia『台場』の項には、【須崎公園】の石垣の写真が掲載されており、
その『須崎公園』の石垣は、以前にも訪ねたお話をしたことがあります。
その訪問時、大砲の痕跡があるかもと園内を歩きまわったけれどついぞ見つけきれなかったんです。そんな遺恨の残る場所なのだ!
今回こうしてご縁がありましたので、再び訪問してみました。そのお話です。さあ聞いてください。
まず訪問に先立ちまして、書籍『維新秘話福岡/浦辺登著』を読んで学びを得ることにしたんです。するとこんな気になるお話がありました。
一部参照させていただきます(ありがとうございます)。↓
須崎公園の石垣の石には、矢とよばれる道具を打ち込み石を割った痕の「矢穴」を確認することができる
石垣の石に「矢穴」あり。これは楽しみです。自分の目で確認してみたい。というわけで、いざ出発!!
そういえば以前、那珂川沿いを歩いて須崎公園そばまでやってきたとき、
公園の周囲はザビッグバン的大工事の真っ最中でした。なにごとですかと驚いちゃったなあ。
あれから一年の時を経て、ついにそのベールが明かされる!ほら!立派な建物が立っていますよ。
どうやらこの建物さあ、そばの案内には『拠点文化施設』とかって記述がありました。ふーん。↓
それはさておき、福岡県立美術館を抜けて須崎公園の石垣まで向かいましょう。
石垣は那の津通りに面したところにざっと続きます。ほらここです、ここ、ここ。
さっそく石垣を厳しい視線でチェックしながら歩いてみる。おや、これじゃない!?
あるわあるわ。大漁です。これでしょう?凸凹なってるやつ。新たな知識を得て感激です。
ちなみに公園内はというと、まだ工事の真っ最中。立ち入ることは出来ません。あ、そういえば。例えばこういう野外ステージとか、↓
こんなデザインの壁とかって、もうなくなったのかな。残ってそ!?↓
とにかく石垣は無事に残っててよかったです。せっかくならビッグバンついでに、石垣上に大砲モニュメントでも置いてくれても!?いいともー!なんだけど!?
なんだが!?終わります。
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【須崎公園】
福岡市中央区天神5丁目2