そんなつもりじゃなかったけれど【下照姫神社】
福岡市博多区の「祇園町西交差点」を起点に、「はかた駅前通り」を博多方面へ進みます!!こんにちは。↓
人通りの絶えない賑やかな通り沿い。その並びに↓
そっと静かに鎮座するのが【下照姫神社】。「したてるひめじんじゃ」。今回はこちらのお話です。↓
通りに面して鳥居があって、社殿の後ろにちらっと見えているのは、巨大商業施設『キャナルシティ』の姿。↓
入り口そばに由緒書きがありましたので↓
さっそく読んでみたいと思います。↓
ご祭神は「下照姫神」。才色兼備の女神で、縁結びの神様。ちなみに父は「大国主命(おおくにぬしのかみ)」
その美しさで天から下(地上)を照らす、ということから『下照姫』。
神社については↓
創建は不詳。その昔、近接する『吉聖の森』に鎮座していました。応仁の乱後に衰微。のち慶長5年に黒田藩藩主黒田長政の博多町割りの際、現在の場所(瓦町)へ移されました
とのこと。また↓
古来、住吉神社の祭りがあって、この地は神輿の「頓宮」でした。明治45年に住吉神社の摂社となりました
この「頓宮」というのはwikipediaを参照すると
神幸祭で神体を乗せた御輿を一時的に休ませるところ
ということみたい。(※住吉神社のお話はこちらで!↓)
つまり、私がふんわりまとめてみますと↓
【下照姫神社】は、まず吉聖の森に鎮座していて『住吉神社』の頓宮であった。その後衰微したけど、黒田藩の町割りで現在の地に遷り、それから『住吉神社』の摂社となった
!?説明書きにはさらに記述があって↓
「旧瓦町」は、黒田藩の瓦師として備前(岡山)から随行した人々が暮らした町。当神社は「吉祥天」とも称し、縁結びの神として親しまれてきました
鳥居そばには「旧町名碑」。↓
「黒田藩に随行した瓦師の町で 縁結びの神 吉祥天社あり」
と刻まれています。↓
ところで、よくわからないことがあるんです。聞いてください。
「下照姫」が「吉祥天」でもあるということなのか?それとも「下照姫」「吉祥天」とダブルで祀られているということ?
もしもダブルってことならば、それはつまり「ダブル縁結び」を意味するということ。つまり縁結びパワーが2倍である。二乗かもしれない。
ということは、ついに私も限界突破するのか。完。
【下照姫神社】
福岡市博多区祇園町8-22