脱力こそ真髄これ「走り井」に通ず【古水天満宮】

ユニークなスーパーマーケットが、福岡市南区にあるらしいんです。結構前に知人から聞いて気になっていて

これまで幾度となく訪ねてみようと思いつつ、結局行かず仕舞い。

今回あらためて訪ねてみようと思い立ち、ただちにスーパーへ向かったのであった。そのお話です。(結局訪ねなかったのでスーパーのお話はありません)

スーパーへ向かう道すがら、福岡市南区と福岡県春日市の狭間をウロウロしながらフラフラ漂っていたら

通りの角に案内板が出ていたので↓

緊急で立ち止まり、さっそく読んでみましたよ。こんにちは。

それはこんな具合。↓

走り井跡。この辺りは旧下白水村の集落の一角。近くには「走り井」と呼ばれる湧水がありました。「筑前国続風土記附録」(1784)には「篠竹の茂りたる中に清水の湧き出でるところあり。これを走り井という。石を畳めり、旱魃のときにも水枯れず。この井により二村の名とせり」と記録されています

続きます。↓

竹やぶの奥からほとばしり出る様子から、走り井と名がついたよう。那珂川・梶原川河岸段丘上に古くから集落が営まれ、段丘の落ち際は高さ10m以上の崖線が見え、湧水が出る場所がいくつかあったよう。走り井の位置は、ここから北西へ約70mの地点ですが住宅地化により湧き出る部分は見えなくなってしまいました。湧水はポンプでくみ上げられ、今でも利用されています

とのこと。こちらは説明書きに添えられた、現在の「走り井」周辺の写真。↓

辺りを見渡してみても、どれが「走り井」なんだか良く分からない。

そこで再度案内板の地図を確認してみると、そばに鎮座する【古水天神社】が目印になりそうです。↓

まずはそちらへ向かってみますね。古水っていうのも湧水と関係ありそう。↓

通りから右へ路地に入っていくと↓

石碑が出ていて『古水天神境内工事記念碑』と記してある。

つまりこちらが、地図に載っていた【古水天神社』。ああ桜がきれい。

では境内へお邪魔します。

こちらはおそらく↓

観音様でしょう。地図に併記されていた『古水観音』。↓

由緒書きなどは見つかりませんでした。天神社だからご祭神は「道真公」かな。

拝殿。↓

本殿。↓

参拝を終えてから、神社周辺の様子をブラブラ見ていると↓

路地の奥に「走り井」っぽい水路を発見。っぽくないですか。

そこでさっそく水路に沿って小道を歩いてみました。でもあれ!?「走り井」って湧水のことでは!?水路なの!?

 

勝手に推測するに↓

湧水として湧き出でし清水は、この水路を通して昔の人々の暮らしを支えた、それが「走り井」だ!

というふうに理解しました。違ってたら、優しい口調で、違うよって言ってほしい。

さて、その水路はここから唐突に暗渠へ。

私は左の脇道を抜けていきます。

「走り井」は引き続きこの道路下をのびていき

そのまま道なりに辿って行くと、最初に見かけた案内板が立っている、↓

通りの角へ戻ってきちゃった、という具合になっていました。↓

とにもかくにも「走り井」よ。ああ「走り井」よ。「走り井」よ。ネーミングセンスが堪らない。声に出さずにいられない。

みなさんもご一緒にどうぞ。セイッ!?

はしりー。なんとも声に力が入らない文字面。脱力感。そこがいっそうステキだ。

ちなみに今回行かなかったスーパーのお話は、また別の機会に出来ればと思います。おしまい。


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【古水天満宮】

福岡県春日市下白水北6丁目119