古墳とマリア像とバンクシー【老司老松神社】
前回の続きです。こんにちは。↓
さて、前回に訪ねた『老司瓦窯跡』から歩いて1分くらいのところに【老司老松神社】が鎮座しています。
「老松」といえば、福岡県太宰府市水城にも【老松神社】は鎮座していて、
そちらは道真公の『水城の渡し』で知られていました。↓
では鳥居をくぐって、【老司老松神社】境内へお邪魔したいと思います。↓
全体的に広々として気持ちが良いです。すぐ隣りには「老司本町児童公園」の姿。
神社の創建は1558年。ご祭神は、主祭神が「菅原道真」で副祭神がそのご両親である「父・菅原是善」「母・伴氏」。
こちらは拝殿。絵馬が奉納されています。
裏にまわると、少し離れて本殿があって↓
左には境内社の「稲荷神社」。
「日吉神社・住吉天神」。
前回もお話したとおり【老司老松神社】が鎮座するこの場所は、【老司神社古墳群】とされており、
案内板を参照してみますと↓
社殿の裏山には5ヶ所の古墳群が確認されているけれど、その詳細は未発掘のため不明である
とありました。このもっさりした鎮守の杜に古墳群があるということ。
右にも左にも裏にも古墳。知らぬ間に古墳に囲まれています。
これが古墳の圧つまり古墳圧か。
そんなことを考えていると、なんだか古墳疲れでぐったりしてきました。へとへとで帰途についていると『老司大池』が目の前に。↓
そしてその大池の脇には案内板が立っています。おや!?
むむ!?チョトマテクダサイ。お分かりいただけただろうか。↓
近づいてみると、白くてでかい像が。↓
さらに近づいてみると、どうやら白像は「福岡海星女子学院」の敷地内にあるみたいです。もちろん学院内へは入りませんし入れません。
とにかく気になって仕方がないので、家に帰って調べてみたら、
これは学校のシンボルであるマリア像が校舎を見守っている、という状況だったのだ!!
ちなみに学院内には、他にも「フランシスコの庭」とか「ルルドの聖母」なんていうお洒落な何かがあるらしい。
古墳の圧とマリア像の圧で、乱気流が発生するんじゃないかと心配していたら、↓
そばの壁に「福岡のバンクシー」が。これはもう着陸失敗。終わり。
【老司老松古墳】
福岡市南区老司4丁目6-1
【老司大池】
福岡市南区老司5丁目45