雑餉隈だけど雑餉隈じゃない【南福岡十日恵比寿神社】

先日、福岡市博多区の雑餉隈地区をぶらぶら散策していときのお話です。↓

JR南福岡駅前から↓

雑餉隈銀天町商店街へ向かおうと思い↓

細い路地を歩いていると↓

路地を少しだけ入ったところに↓

神社が鎮座していたのであった。こんにちは。

こちらは【南福岡十日恵比寿神社】。

そばに縁起書がありましたので↓

読んでみたいと思います。↓

雑餉隈駅通り 十日恵比須神社縁起書。明治35年の、まだこの地が筑紫郡那珂村大字麦野国鉄駅雑餉隈通稱停車場と呼ばれていた頃、住人の國武嘉平次が須崎海岸で石を掘り出しました

そして↓

由緒ありそうな石だったので、砂を払ってご神体とし、家に持ち帰って祀ったのでした

続きます。↓

都市計画による街道の変化に対して街並みを残す手立てを有志で相談した結果として始められたのが、国武氏の守護神

こうして↓

恵比寿様を町に遷座、12月に奉斎することを師走の行事として、今日に至ります

とのこと。

国鉄雑餉隈駅について調べてみますと(wikipedia南福岡駅より)↓

1890年(明治23年)1月20日、雑餉隈駅として九州鉄道(初代)が開設。大野城市にある本来の雑餉隈町に設置される予定であったが、地元住民が反対運動を起こしたため、現在の場所に路線を変更して設置。難読駅名である事と知名度が低いため、南福岡電車区が隣接していることから南福岡駅に改称されたといわれる

南福岡駅はもともと国鉄雑餉隈駅だったと。

 

また「師走の行事」は現在でも毎年12月に行われていて↓

南福岡十日恵比須大祭は、露店やなんかでこの一帯がずいぶんと賑わうのだそうです。

ちなみに、商店街を抜けてしばらく進んだ福岡日田線沿いの、大野城市雑餉隈町には

【雑餉隈恵比寿神社】が鎮座するのであった。↓

どっちがどっちで分かり辛み。


【南福岡十日恵比寿神社】

福岡市博多区元町1丁目6-2