大黒天は鬼子母神の夫だお【鬼子母神堂02】
前回に引き続いて、
今回も、東京都豊島区の雑司が谷地区にある【雑司ヶ谷鬼子母神堂】を散策していきます。こんにちは。
さて本堂から向かいに目をやると、大黒堂。そして「おせんだんご」の文字が。お団子屋さんがあるみたい。↓
そばには『大黒天』の説明書きがあって、↓
さっそく読んでみると↓
大黒天。鬼子母神の夫でインドから伝来。大黒天の持つ小槌の「ツチ」は大地の「ツチ」に通じ、物は全て大地より生み出される。つまり宝を打ち出すという豊作の神であり、出雲の大国主命の「大国様」と合わせて親しまれています
とありました。隣りのベンチには鬼子母神のミミズク。↓
では先へ進みましょう。↓
周囲はこんな景色。ちなみに今お話しているあれこれは、昨年夏頃に訪問した出来事を振り返っている形になります。↓
こちらは『武芳稲荷』。↓
朱い鳥居がだだだだっと並び↓
それから今度はぐるぐるっと続く形になっていて↓
そばに由緒書きがありましたので、↓
さっそく読んでみたいと思います。↓
倉稲魂命を祀った堂宇です。日本書紀では「ウケ」は食物穀物を意味。倉稲魂命は「穀物の神」。昔この辺りで農耕が盛んに行われていたことが伺えます。創建年代は不明。天正6年に「稲荷の森」とよばれていた当地に堂宇を建立、鬼子母神像を安置と記されており、『武芳稲荷堂』はそれ以前に建立。古来より「出世稲荷」と称される
とのこと。ちなみに以前訪ねた福岡県大野城市の『仲島地禄神社』では、↓
農耕社会の土地の神として「埴安命」のお話がありました。
「手水舎」。↓
「みみずく公園」。↓
左右に仁王像。↓
そして境内入り口とケヤキ並木。なんと樹齢400年以上だとか。凄い。↓
そこから先は表参道が続きます。↓
といったところで、今回の【鬼子母神堂】散策(夏)はこれにておしまいです。
ご清聴ありがとうございました。
【雑司ヶ谷鬼子母神堂】
東京都豊島区雑司が谷3丁目15-20
HP:雑司ヶ谷鬼子母神堂