近道の発見それはまさに天にも昇る心地【春日神社】
前回、私は福岡県春日市に鎮座する【春日神社】を訪ね
そこで行われているという『婿押し』なる愉快な行事についてお話ししました。↓
今回はいよいよ【春日神社】の境内を散策してみたいと思います。ではあらためて【春日神社】へ向かうところから始めます。
まず福岡方面から春日方面へ向かって↓
「春日大通り」を下ったところで、そこから細い道を左折するのが一般的だけど↓
でもね、実はここからショートカットができるのだ!!↓
この地下通路がある脇の細い道を通って行くと↓
あっという間に【春日神社】裏の駐車場辺りに辿り着くんです。感激。↓
それでは【春日神社】の一の鳥居をくぐって境内へお邪魔します。↓
「春日の杜」。境内には12本ものクスノキがあるそうで、これらは天然記念物に指定されているとのこと。↓
境内先には二の鳥居も見えます。↓
神門の先に↓
社殿。↓
そばに由緒書きがありましたので↓
読んでみるとこんな具合。↓
中大兄皇子(天智天皇)が長津の宮(福岡市南区高宮)に居られた時、この地(春日)に「天児屋根命」を祀ったことに始まります。
768年に大宰大弐だった藤原田麿が、故郷である大和国の春日大社より「武甕槌命」「経津主命」「姫大神」の三柱を迎へて【春日神社】を創建
(※『高宮八幡宮』のお話はこちらでも!↓)
由緒書きはもう少し続きます。↓
ご祭神は「天児屋根命(あめのこやねのみこと)」「武甕槌命(たけみかづちのみこと)」「経津主命(ふつぬしのみこと)」「姫大神(ひめおおかみ)」。
神社は戦国時代に焼失してしまいますが、1627年に黒田長政の家老黒田一成によって再興されました。1996年に総改修が行われ、現在に至ります
とのこと。
これは『厄割り石』。玉に悪い気を吹き込んで、あの石に向かって投げつけるのだそう。
境内社の『若宮社』。ご祭神は「太刀雄命(タジカラオノミコト)」「太玉命(フトダマノミコト)」。↓
『薬師堂』には↓
薬師如来像。↓
ちなみに「春日大通り」からは【春日神社】の裏手が見えて↓
そこは丘陵地帯というか緑地になっています。↓
試しに上方へ行ってみると、池が広がっていて↓
また、さっきの地下通路も試しに通ってみたら
道路の反対側に出てくる仕様。そりゃそうなんだけど。
だから私は、再び地下通路を通って、元居た場所へ戻ってきたのだった。終。
【春日神社】
福岡県春日市春日1丁目110-1