福岡城行っとけばなんとかなる【日田街道02】

先日、福岡県筑紫野市の御笠川沿いを歩いていたら↓

うっかり「日田街道を辿りなさい」という神の啓示を受けたんです。こんにちは。↓

突然言われるのは困りますよ。なにせ「日田街道」のことを何も知りませんから。

ですが、せっかくの機会ですので、取り急ぎめぼしい書籍を読んでみることにしました。そこには(参照書籍:「街道と宿場町」)↓

九州統治の拠点である大分県日田市を起点とする、6本の街道を指して「日田街道」である

とあって、つまり私が「辿ってみなさい」と啓示を受けたのは、日田街道と呼ばれる6本の筋のうちの1つ。その名も『筑前国宰府路』であるのだ。

「日田街道」について、もう少し詳しく参照してみますね。(参照書籍:「街道と宿場町」)↓

『筑前国宰府路』というのは、日田(永山布政所)→渡里→友田→関→久喜宮→志波→甘木→二日市→(宰府)→博多→福岡城を結ぶ街道

ということらしく、書籍には他にも『筑前国宰府路』に関する情報がありました。例えば↓

宰府宿というのは安楽寺(太宰府天満宮)の門前町として栄えた宿場。宰府参詣は、ここを通る人の慣例となっていました

つまり、日田福岡間の旅路では、太宰府(安楽寺)にちょっと寄り道するのが一般的だったよ、だとか

 

さらに他にも↓

福岡城下の大手門付近が、福岡側の終(始)点とされています。また、薬院を経由する「中道通り」というルートもあって、それは街道の近道とされていました

といった記述もありました。(書籍「街道と宿場町」からの参照です)

さて今回、そんな「筑前国宰府路」の中の、ほんの一部の道のりを、辿ってみたいと思います。↓

辿るということですので、に博多方面から向かう『博多街道』と、薬院を通る近道『中道通り』の2つのルートも試してみたい。

この2つのルートは、どちらも大野城市山田の交差点でお互いそれぞれが合流し、そこから一つの流れとなって日田へ向かう道になるとのこと。↓

だけど、さすがに日田まで行くのは難しいので、甘木くらいまでを目標に頑張りたい。頑張ります!!(いきなり最終話より。甘木駅前にて著者による渾身のフォトスナップです↓)

ではまず、福岡城へ移動して、そこから「博多千年門」へ向かうことにしましょう。↓

というのも『博多街道』ルートの、ある意味ホントのスタート地点は「博多千年門」なんです。↓

書籍『さいふまいり』には↓

「博多千年門」は、『博多街道』の起点であった辻堂口に、平成27年に建てられました

との記述が。つまり福岡城スタートだけど、「博多千年門」がスタート地点でもあるというわけ。↓

とか言ってる間に、やってきました福岡城。ここがスタート地点・オブ・スタート地点。↓

まずはルートの確認をしておきます。福岡城から昭和通りを博多へ向かって進み、「博多千年門」へ。

その千年門であらためて『博多街道』をスタートし、大野城市山田の交差点まで駆け抜ける。といった具合です。↓

それでは、しばらくの間、お付き合いの程よろしくどうぞ。分からないことや間違いはあまり気にせず。

次回から絶対本気出します!(続)↓


【福岡城】

福岡市中央区城内1