徳の力で相手自ずから降伏するそれ王道【筥崎宮03】
今年の秋頃に福岡市東区に鎮座する【筥崎宮】を訪ねましたので、その時のお話を数回に渡って振り返っています。こんにちは。↓
というわけで、前回の続きです。↓
今回も引き続き【筥崎宮】境内を元気に散策していきたいと思います。↓
さて、さざれ石を見ちゃったという感動というか衝動冷めやらぬまま、境内奥へ進んでいきます。↓
手水舎のそばには↓
「銭洗御神水」。↓
そしてこちらは前回のお話にも出ました「お潮井」。↓
説明書きには↓
こうありました。↓
博多では箱崎浜のお潮井(真砂)をてぼ(籠)にいれて家の玄関に備えて、外出時に身にふりかけて厄災からのがれることを祈ります
また↓
家屋新築の際には敷地を清め、農家では田畑に巻いて豊作を祈ります
ちなみに↓
起源は非常に古く、古く神代の禊祓に基づくものです。当宮では春秋の2度、お潮井取りの神事が行われています
といった具合の「お潮井」。↓
「湧出石」。↓
説明書きには、↓
故事によれば「湧出石」に触れると運が湧き出るといいます
とのこと。
湧き出て欲しい!!そんな「湧出石」。↓
ハトのおやつ。↓
『亀山上皇奉安殿』はのちほど訪ねるとして、↓
ゴージャスな「楼門」。↓
見上げてみます。↓
こちらはご神木の「筥松」で、↓
説明書きにはこんなお話が。↓
筥崎宮のご祭神「応神天皇」が、筑紫国宇美の里(糟屋宇美町)にてお生まれになった時、その御胞衣を筥に納めて浪の音も静かな白砂青松の浄地に埋め、標しの松を植えたとされている。それがこのところであり、この地を箱崎と称えこの松を「標の松」「筥松」といってご神木にしています
(※宇美八幡宮のお話はこちらで!↓)
それでは拝殿へ向かいましょう。↓
「敵国降伏」のいわれは、↓
こういうことらしい。↓
『筥崎宮楼門』に掲げられている「敵国降伏」とは、鎌倉時代に亀山上皇が納められた自筆を模写拡大したもの。意味は、武力で相手を降伏させるではなく、徳の力で導き相手が自ずから靡き降伏するという王道である我が国の有り方を説いています
ちらっと失礼して。↓
重要文化財。↓
「筆塚」。↓
段差に気を付けて!!↓
といったところで、今回はここまで。↓
お話の続きは次回です!!よろしくお願いします。↓
【筥崎宮】
福岡市東区箱崎1丁目22-1