歌替祭では残りモノになりたくない【歌替天満宮】
先日のこと。
福岡市博多区の吉塚地区に鎮座するという【歌替天満宮】を訪ねましたので、今回はそのお話です。
博多駅方面から福岡空港へと向かう空港通りに沿って進み
御笠川に架かる東光橋を渡ります。
渡り終えた先で、空港通りは3号線と交差。
そのまま3号線を越えて、さらに空港方面へ向かっているうちに
多分ここかなっていう雰囲気になるので、そこですかさず左に折れて
住宅街へと入っていきます。
突き当りには『吉塚南公園』があり
ここを右へ。
そのまま道なりに真っ直ぐ進んでいくと
住宅と住宅の間にちょっと入れる小道があるので左へ。
さらに真っ直ぐ進むと
そこは立ち入り禁止であった。そう来たか!!こんにちは。
この立ち入り禁止の先にはやや広めのスペースというか空地があって
その奥まったところにぽつんと鳥居がある。
こちらが【歌替天満宮】。である。だと思う。
というのも、周囲に神社だと指し示すものがなにもなさそうなんです。もちろん中には入れませんし入りませんよ。
とにかく、なにがなんだか分かりませんので、ここ【歌替天満宮】(推定)について
書籍『福岡県の神社/アクロス福岡文化誌』からちょっぴり引用させていただきます。ありがとうございます。↓
菅原道真公が大宰府下向の途上この地に宿泊。里人の求めに応じて自分の詠歌を記した短冊を与えた、という伝説に由来。江戸時代には八朔の日、多くの人が参詣。和歌短冊を結びつけた笹を社前に捧げ、他人が奉納した笹を頂いて帰るという歌替祭が行われました
これはやばい。オシャレ風習!自分の笹だけ最後まで残ってたら悲しい。だって、そういう経験多いから…。
さて見学は以上でおしまい。そのまま辺りを少し散策していたら
豊1丁目の交差点から
東南島へ向けて少し歩いたところに
こんな祠を見つけました。
説明書きが添えてあり、読んでみると↓
通称『田の天神』。ご祭神は「埴安彦命」。この地の東南東30mの地点に鎮座していたのを、福岡市都市高速道路の設置に伴い、現在地に再建
東南東。ということは、
こっち!?どっち!?
方角は結構難しい。終わり。
【歌替天満宮】
福岡市博多区吉塚3-8