野外音楽堂で歌ってみたい曲【宇美口四王寺山04】

前回の続きです。↓

これまで今回を含め4回に渡り、宇美町側から四王寺山をゴン詰めしてきました。↓

前回はといいますと、その道すがらに出合った巨大な石垣、そう、名にし負うあの『百間石垣』に大変感動したのでした。↓

存在感にぐっと圧倒され、さっそく巨大石垣を登り始めてみたものの、元来高所が苦手な性分、あと一歩のところで断念という悲しい結末を迎えたのだった。ちなみに

あと少しこの登山道を先へ上れば【野外音楽堂】へと道は続いていくらしいのですが、↓

断念しましたので、関係ありません。また別のルートで【野外音楽堂】へ向かうことにしましょう。こんにちは。

『百間石垣』を下り終えるや、再び林道を歩いていきます。↓

『百間石垣』を別の角度から激写!↓

すると通りに『三十三体石仏第23番札所』の案内が出ており、↓

その傾斜の先に↓

『千手観音』の姿を確認。↓

さらに『主城原礎石群』の案内も出ていましたが、こちらのルートはまた別の機会を待ちたいと思います。↓

そうこうしていると↓

右手に【野外音楽堂】の案内を発見。↓

草がもさもさしてて大変そうだけど、いざ向かいたいと思います。↓

なかなかの急傾斜で、難儀な場所である。↓

ほうほうの体でようやく上り終え、

そこから舗装路を左へ向かうと、ようやっと【野外音楽堂】に到着することが出来ました。↓

舗装路沿いに案内地図がありましたので、まずはそちらを確認してから↓

【音楽堂】広場へ入ります。↓

誰もいない会場で一人ステージに立つ。そっと目を閉じると50億人の聴衆が目の前に。それでは歌います。聞いてください『天晴れ四王寺山今日は涙晴れ』。

とか言って一人でニヤニヤしているのは、すごく気持ちが悪い。だからそろそろ帰ります。↓

帰り道は、また違うこちらのルートを選びました。↓

しばらく続く下り道の途中に、あら偶然、『クロガネ岩城門跡』の案内が出ており、↓

案内通りに向かってみると説明書きが立っていましたので↓

読んでみたいと思います。↓

665年に築かれた古代の山城「大野城」にある9つの城門跡の一つ。江戸時代に描かれた『太宰府旧蹟全図北図』には「クロカ子岩 門ノ石スエ」とあり、現地の調査により礎石が発見されました。発掘調査では門の両側の石積みを確認し、軒丸瓦や土器が出土しました。高さ1.6mの石積み

とありました。さらに下っていくと、あれええ。なんだか見覚えのある場所が目の前に。↓

そうです。なんとこの道は、先ほど断念した【百間石垣】の、あの恐ろしい急傾斜の上に続く登山道。そこへ反対上部方向から偶然辿り着いたというわけです。これが世にいう『百間石垣の奇跡』あるいは運命(さだめ)。

冗談はさておき、下りられますか?っていう。上りでだめなら下りもだめでしょう!?↓

ですが安心してください。上ってた時には気づかなかったけど、なんと石垣には右へ逸れるゆるやかな通り道があって↓

その道を下っていけば↓

こちらも驚きなんですが、先ほどの岩間の石仏下を通る小道につながっていたのでした。一件落着。あとは帰宅の途につくばかり。お疲れ様でした。↓

では最後に。今回の四王寺山訪問を振り返ってみるならば、さすがは【百間石垣】。おみそれいたしました、とゆいたい。↓

福岡県民なら一度は見ておくといいかもしれません。強くハードにオススメしたい。でも↓

まあ別に見たくないなら見なくてもいいんだけど。↓

完。


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【四王寺山野外音楽堂】

福岡県糟屋郡宇美町四王寺