巨石の下でアイテムゲット【奴国の丘歴史公園】

福岡県春日市にある『須玖・岡本』という地域は、弥生時代の遺跡群が密集していて、その名を冠する【須玖・岡本遺跡】が良く知られています。↓

こちらの遺跡は、金印『漢委奴国王(かんのわのなのこくおう)』で知られている【奴国】の中心地であったとされているのだそうです。↓

というのも、この地で発掘された数々の出土品や副装品さらに王墓の発見が【奴国】であることの大きな確証になっているらしく↓

また、中国の『後漢書』にはその【奴国】について↓

建武中元二(57)年、倭の奴国、奉貢朝賀す

という記述があって、この『須玖・岡本』の王墓に眠る王は、金印が指す「奴国王」の数世代前の王であると考えられているとのこと。

そんな【須玖・岡本遺跡】の一部が春日の丘の上に【奴国の丘歴史公園】として整備されていると聞きましたので、今回訪れてみたというお話をしたいです。

さて、歴史公園内には、発掘調査時の甕棺墓を見学できる『ドーム型の覆屋』とか↓

『竪穴式住居跡』があって、少し離れたところには

『磐若池』『上散田池』そして『奴国の森』といった自然もたっぷり。

中でも目玉というならば、こちら「奴国王」の甕棺が下に眠っていたという『王墓の上石』ではないでしょうか。↓

1998年に上石のみが現在の場所に移されたそうで、王墓が発掘されたもともとの場所というのは丘の下のここだった、ということみたい。↓

で、この【王墓の上石】にまつわるお話というのはこんな具合なんです。↓

1899年のことです。とある人が、自分家にあるでかい石が邪魔になったので、石を動かして掘ってみました。

するとそこから甕棺や『玉・剣・鏡』という三種の神器の原型となる副葬品など、多数の出土物が発掘されたのでした。

ちなみに私が気になるのは、石を動かしたことよりも、むしろ今まで誰も石を動かさなかったこと!!

あまりに邪魔過ぎて、逆に邪魔じゃなくなった巨石は、上手く日々の生活に溶け込んでいたのでしょう。でも最終的に邪魔だったから動かしたっていうし。謎は深まるばかり。

公園の下の辺りは広場になっており、その広場と池の間には【奴国の丘歴史資料館】がありました。入館無料。

館内には、青銅器や鉄器・甕棺や奴国王墓の復元などが展示されていて、民俗資料のコーナーもあるという充実っぷり。

公園も資料館もどちらも存分に楽しめましたので、是非皆さんにお勧めしたいです。



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だけど、ちょっと場所が分かりづらいかもしれない。

いくつか上り口があって、さらにそこからそれぞれ細い道を上っていくので、途中で迷子になったりしてね。

で、迷子ついでに、巨石を見つけたりなんかしてね。あるある。


【奴国の丘歴史公園】

開館 9:00-17:00(第3火曜日が休館日)
入場無料・駐車場:有
※要確認

福岡県春日市岡本3-57