日本で初めて夫婦の神様を祀った神社で大根【照天神社】

福岡市南区野多目の【照天神社】を訪ねてみます。

視線の先に、急な傾斜の石段が私を待っている。↓

はっきりいって、急な石段ほど恐ろしいものはないですよ、この時代。でも頑張るゾ!!とかいって。

私ね、階段をのぼってる最中にふと思うんですよ↓

後ろに引っ張られて、のけぞって落ちたらどうしようって。そして思えば思うほど、勝手に身体がのけぞっちゃうのって不思議だよね!!

で、おなじみの私です。こんにちわ、はじめまして。

場所でいいますと、向こうに見えるのが都市高で、その下は国道202号線。すぐ手前に広がるのが『野多目大池』です。市内最大のため池らしい。↓

その都市高のほうから【照天神社】を見てみるとこんな感じ。こんもりした鎮守の杜といった趣ですね。↓

さて、由来書きによりますと↓

創建は明らかではないけれど、この辺りに小さな祠がありました。正保元年に現在の小高い森へ移されました。
しばらく『聖天宮』と呼ばれたのち、現在の【照天神社】となりました。

とのこと。

どちらも「しょうてん」なのね。

ご祭神は「伊邪那岐(イザナギ)大神」「伊邪那美(イザナミ)大神」。こちらの【照天神社】は日本で最初に「夫婦神」を祀った神社です。

との記述。

そして、その「夫婦神」を祀る【照天神社】には「二股大根」が奉納される習慣があるらしいんです。



拝殿をのぞくと二股大根の絵馬が掛けられていて↓

こちらにも大根の図柄。↓

では、いったいなんで「二股大根」なのでしょう。

福岡市博物館のHPによりますと↓

18世紀末ごろまで【照天神社】は『聖天宮』と呼ばれていて「聖天」とは「歓喜天」のこと。「歓喜天」は安産・夫婦和合にご利益があり、人々は「歓喜天」に大根をお供えする風習がありました。

とのこと。

ちなみに二股大根について参照してみると、例えば↓

大根畑は霊界に近い神の出現する神聖な場所と見なされていたことを示している。北九州では,稲の収穫祭である霜月の丑の日の前日に大黒祭が行われ,二股大根を箕(み)にのせ,供物をして祭っている。(コトバンクより参照)

とあって、一方、野菜としての二股大根について参照してみると↓

二股大根の分岐している状態を股根といいます。成長時に障害物があったり、水が近くにあるとなりやすい。

そういうことらしいです。

赤い前掛け狛犬。↓

境内の奥をふらついていると、切り開かれた小道を見つけました。そこから延びる緩やかな下り坂。おや!?↓

こっちから降りれば、石段使わなくていいなとか思って降りたら

そこは誰かのおうちって感じだったんで私は来た道をいったんのぼって

きちんと石段で降りたよ!!めんどくさ!!

【照天神社】

福岡市南区野多目4丁目19-11