ラウンドアバウト ミッドナイト【清川ロータリー】
福岡市中央区の、百年橋通りと日赤通りが交差する「那の川4丁目」の交差点を、百年橋通りに沿って東へ進みます。
そして今度は「那の川1丁目」の交差点で、通りを左へ曲がってそのまま直進。↓
その通りをそこそこ進んだ先のところで、私は怪しいメッセージを受け取ったのでした。こんにちは。今回はそのお話です。
そのメッセージというのは、そう、これですこれこれ。なにかが渦巻いている。真夏の猛暑で道路が渦を巻いている。地球が悲鳴をあげている!これはストップ地球温暖化!の案内ではなく、↓
「ロータリーあり」を指し示す警戒標識なのだ!つまり↓
この先にロータリーあり
の意。そのまんま。ちなみにこれは四角に黄色の標識だけど、円型に背景がブルーの渦巻き標識もあって、そっちは「環状交差点における右回り通行」の標識。その意味するところは、↓
この先、右回りの環状交差点(ラウンドアバウト)あり
ということ。つまり両者(黄色と青色)の違いは「ロータリー」と「ラウンドアバウト」の違い。それはさておき、ロータリー!?ラウンドアバウト!?
え待ってどういう意味!?さっぱり分かりません、。そこでwikipedia『ラウンドアバウト』の項より参照したいと思います。↓
ラウンドアバウトまたは環状交差点は交差点の一種。中心の島の周囲を一方向に周回する方式のうち、環状の道路に一時停止位置や信号機がないなどの特徴をもったものをいう。
同様の交差点で、一時停止位置や信号機があるものをロータリー交差点(円形交差点)という
交差点に信号機などなにもないと「ラウンドアバウト」で、なにかしら標識などでもあればそれは「ロータリー」、ということみたい。
今回の清川のケースでいえば、ここはラウンドアバウトではなく、ロータリーとなりますよね。参照は続きます。↓
3本以上の道路を円形のスペースを介して接続したもので、この円形のスペースの真ん中には中央島と呼ばれる、円形の通行できない区域がある。車両はこの中央島の周りの環状の道路(環道)を一方向(右側通行なら反時計回り、左側通行なら時計回り)に通行する
もう少し続きます。↓
馬車のスムーズな交差点通過の必要性から、カーブを大きく取り中央に島が作られて、必然的にロータリーが形成されてきた。円形交差点は19世紀後半からヨーロッパで作られはじめた。
日本では昭和40年代に学校・病院などの玄関前に作られた。
とのこと。このロータリーをそのまま真っ直ぐ(北西方向へ)通り抜けると↓
住吉通りの「柳橋連合市場」付近へと道は続き、また、右へ曲がれば(北東方向)、那珂川に架かる「きよすみ橋」へ。
そして左へ進めば(南西)、「日赤通り」へと道はのび、 ↓
さらに真後ろ方向(南東)はといいますと、そちらは今やって来た道、つまり「百年橋通り」へ戻ることになります。↓
ちなみにこういったロータリーというのは全国にわりと普通にあるらしく、一方のラウンドアバウトに関して『日本、ラウンドアバウト』で検索してみると、日本には現在150ヶ所くらいあるのだとか。
そして最後に気になるのが、中心に据えられたこのおへそ(中央島)。周囲を取り囲んでいるのは、反射プレートのようで、
それじゃあ中のオブジェはいったいなにを表しているのか。ロータリーを具現化しているというんですかっていう。完。
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【清川ロータリー】
福岡市中央区清川2丁目4